黒壁のオルクス (討伐済)
【クラス】ボス
【名称】黒壁のオルクス
【種族】悪魔
【性別】男性
【出現場所】7-4:黒壁の摩天楼
【強さ】★★★★☆
【武器】素手
オルクスは武器を持っていない。直接攻撃は素手での格闘戦を行う。
【特殊能力】
究極の影遣い:
影縫いをはじめ、影の中へ沈む、別の影へのワープ、影をカラスの羽根の形にして飛ばす、影で作られた腕を無数に召喚して死角から殴りつけるなど、おおよそできる全ての芸当をこなすことができる。
竜舞式格闘術:
別世界で習得した一風変わった格闘術。
人体における絶対的な弱点を突くことで、少し殴っただけで気絶させたり、骨をへし折ったり、最悪の場合意図的に心停止を起こさせることが可能。
敵対者が人影を作ると、その影が立体となって実体化し、元の相手と敵対する。
能力は本体のせいぜい10分の1程度だが、使う技も本体と全く同じになる。
攻撃するとすぐに消えるが、代わりに本体に影へ攻撃した威力の10分の1のダメージが本体に直撃する。
トワイライト・マリス・スパーク:
大技。リージョン内の影がまるで吸い上げられるように空中に浮かびあがり、上空で巨大な黒い球になる。すべての影が集まると、オルクスの合図で黒球から超威力の極太ビームが発射される。
恐ろしいことに、その威力は月をも粉砕すると言われており、まともに食らえば並の竜なら一撃で瀕死にできる。
ただし、攻撃準備に若干時間がかかるうえに、準備中及び撃ってしばらくの間は影の術がすべて使えなくなる。また、再使用には半日以上のクールダウンが必要になるので、実質一戦に付き一度限りの技となる。
デスペラードグリード:
黒壁の摩天楼に渦巻く怨嗟の念が、彼の力の源となっている。
黒壁の摩天楼にいる限り、彼の耐久力が回復し続ける。
【容姿】
黒い長髪に黒のボルサリーノ、黒のサングラス、そして腕が見えなくなるほど長い袖を持つトレンチコートを着用している、完全に黒ずくめの怪しげな人物。
いつの頃から住み着いたとも知れない正体不明の悪魔。
大昔にこの都市で働いていた労働者たちの魂をこの歳に縛り付けており、永遠に終わらない夕方の時間の中で、永遠に無意味な残業を強制させている。
彼らを捉えている目的は労働力の搾取ではなく、絶望と恨みの感情こそが黒壁のオルクスの力の源になっているからである。
性格も非常に悪魔らしく、相手の嫌がることを的確に行ってくる。
そして、彼に敗北したら最後、肉体を消滅させられて影だけの存在となり、摩天楼に囚われる哀れな影人に成り下がってしまうだろう。
死神サン=スィルや輝翼のハルカナッソスとは旧知の仲。
先端工業地帯で作られた物資を時々送ってあげたりするなど、仲間と認識した相手への面倒見は良いらしい
台詞候補
「ク――――クク、その様子――前座どもでは物足りなかったようだなァ。いいだろう、私直々に貴様らの心を叩き壊し、この不滅のメガロポリスで永久に働く奴隷としてやる」
「心が折れる音とはどのようなものか――――聴いてみたいものだ」
「地獄に送るまでもない。ここが地獄なのだからなァ」
・メタ情報
序盤は戦うことを避けるべき強敵。
遠近ともに隙がなく、多数相手にでも余裕で跳ね返す凶悪な攻撃が揃う。
戦場となる「黒壁の摩天楼」は夕日が強く当たる場所と、完全にビルの影になってしまう場所に分かれており、陽があたる場所では自分の影が襲い掛かってくるし、陽が当たらない場所に隠れると、今度はオルクスがどこから奇襲してくるかわからない。
一回一回の攻撃の威力はそこまでではなくとも、じわじわと体力を削られる羽目になる。
トワイライト・マリス・スパークは非常に強力な攻撃だが、攻撃の前後は影を使った攻撃が一時的にできなくなる。ここがある意味最大の攻撃チャンスだろう。
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