僕が世界のデバッグ作業
@SiraiKano
第0話 世界の覇者
欧州の北の方に位置する孤立した国。2世紀ぐらいかもっと昔かその頃は世界の覇権を握っていた。今は、どの国も同じような生活をしておりそのような時代に憧れを持つ若い2人組がいた。彼らは、あのような時代で世界を全て自分の物にしたいそんのような考えを持っていた。そして今は、面白そうだと言う単純な理由でプログラムを制作している会社に来ていた。会社といっても今はほぼ人がいなくても大丈夫だが何かをしたいという欲求を抑えられないのだろう。
「自己紹介を」と言われ、自己紹介をし簡単な挨拶をする。
「君らの担当の、Satoruだ。分からないことがあったら彼に来てくれ。」
彼らは、そのSatoruを見る。東の方の血が流れているのではないかと見るだけでなんとなく分かる。彼らは、そちらの方に対してはあまりいい印象を抱いていなかった。改ざんされた歴史を学んでいるせいでそのような考えを持つ若者は多くはないがここから追い出されてしまう可能性を少しでも考える余裕があった彼らは彼のいうことをなんとなく聞いているふりでもすることにした。
そうして月日は流れ数年が経過した。話しを聞くと打ち解けることが容易でありこいつだけは悪くはない。そのような考えを少しつづ抱いた。
Satoruは、彼らにこんな話をした。
「君らだからいうけど他の人には言うなよ」
「この世界の仕組みを知ってしまったんだ」
そんな言葉を聞いた彼らは彼を嘲笑った。何がこの世界の仕組みだ。こんな歳を重ねた東洋人がとだ。
「この世界は、今使っているこの言語"Miria"でできている。そして、それで動いている」
何かおかしな物を食べたのではないかと思うぐらいふざけたことだった。プログラムの世界ではもうこれ一択と言われるほど浸透した言語である。しかし、その後彼が取った行動が凄かった。言葉を失うほどだった。
彼は、その言語を用いてその場にないものを出現させたりした。
彼らは、すぐにそれが活用できるのではないかと直感的に感じた。自分自身が幼い頃から夢見ていたことが現実にできるのではないのかと。彼に、これまでのことを謝罪しそれを教えて貰った。しかし、やろうとしてもそれ自体を実行することができなかった。しばらくSatoruはいろいろとし権限という物を渡してくれた。
そして、彼が教えてくれたことをすると簡単にそれができた。しばらくいろいろ遊んでみたが十分と思えるほど扱えるようになっていた。
そのときには1人邪魔者がいると感じ刃物を生成していつも間にか辺りを赤く染めていた。言語を利用し自分がいた証拠を消し自殺に見せかけることで逃げることに成功した。
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