被爆電車の特別運行

昼過ぎ、昼食にお好み焼きを食べた後、市電乗り場に。原爆に被爆した車両、いわゆる被爆電車が特別運行されるみたいだった。しかし、その車両には、事前に応募しないと乗れなかった。

しばらく待っているとレトロな車両が入って来た。青色の車体に653と書かれた車両が。どうやらこれが被爆電車だそうだった。被爆電車は、1942年に製造された650形と言われ、651~655の5車両が被爆した。その内の653が特別運行されていたのだった。

あらかじめ、応募していたと思われる家族が乗り込んで、すぐに出発していった。

その後に入って来た市電に乗り込んで、再び平和記念公園方面に向かった、そして、資料館等に行った後、紙屋町の三井住友銀行広島支店の前に、座る場所が有った為、座り込んで、休憩をした。ここはかつて、原爆が投下された時、座り込んでいた男性の影が残っていた石段が有った場所だったという、その影が残っている石段は、平和資料館に展示されていた。

夕方には、広島駅に戻り、新幹線で大阪に帰って行った。

その夜は、元安川で灯籠流しが行われていたという。

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77年目の夏、広島にいました『70年前の傷跡』続編 成瀬昭彦 @70nenmae

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