二人の道

車の助席に座る

運転席の貴方が

格好良くて

少しうつ向く私


何処か知らない場所

まだ行き先など

分からない

そんな場所へ

車は向かう


少し待っててと

残されたなら

寂しくて

貴方の温もりを

座席からもらい


笑顔で窓ガラスを叩く

両手にもつ

飲み物よりも

貴方が欲しいと思う


車の中を流れる曲は

優しい曲で

まるで貴方のよう

窓の外は流れゆく


この二人の時間が

貴方といる現在が

私の心を満たして


この二人の空間が

貴方という存在が

私の心を温めて


何処までも

何時までも

続いて欲しい


道が続く

二人は離れない…



2006.11.11~2012.07.04

車の中で思ったこと…。

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