第3話 みんな初めての人が好き

 めっちゃ読まれてる人の中には、別サイトから来てないカクヨム初の人もいます。

 何でそう思ったかというとめっちゃ履歴と検索を使って時系列を調べて、本当にカクヨムが初めての人がいました。

 一年前位に初投稿して現在★1000とかどういうことや。流行りものの作品でもしかしたら公募で活動していた人かもしれないけど読まれすぎや。

 悔しいけど天才はいるということなのか?


 で、ここからは私の経験上の感想なんですけど、これって読者層の問題で稿現象なのではないかなと予測しております。

 タイトル回収で下ネタから行くと世間には『処女厨』と言われる経験の無い女性を神聖化する男性向け宗教があります。

 逆に女性の中には自分と誰かを比較しない『童貞好き』という信者もいます。

 初物と言いますが、人間ってやっぱり『はじめて』とか『初代』とか『古参』とか『原点』っていうものに特別性を見いだしやすくて、特に実力とかなくても初めてを手に入れたことでその『はじめて』を手にしたという記録が残るからだと思います。

 たぶん、これって読者の真理にも繋がってて、その伸びそうな作品を見つけたら「俺が最初に見つけた!」とその作品に対してのステータスが生まれるのではないかと思います。

 そのステータスは結構強力で、時間が経つと更に強化され「俺、古参だから!」と不動のタグが付くのだと思います。

 これって、かなり読者としてステータスを高くする要因で、それが初投稿で伸びる人の強みだと思うのです。


 初投稿をとっくの昔に過ぎたしおしおの私達はいったいどうすれば良いのか……

 うーん……面白い物を書き続ければ良いんじゃないですかね。

 その時作った面白い物は読まれるかどうかはさておき、埋もれたとしても結果的にいつかは一人ぐらいは読んでくれるはずです。

 埋もれて見つからなくなっても何億人と日々検索エンジンを動かしているのだから、数十年後ぐらいすれば必ず作品にヒットすると思うんですよ。

 だから結果が出る速さはどうしても運とカリスマ性の戦いで、作品の面白さの本質は違うものだと作者も読者も編集者も経営者も知ってるはずです。

 はずだよね?

 まさか数字が高いから高い方が面白い作品何て安直な脳死したこと言ってないよね?

 いや何も知らない学生が言うならまだしも、社会人になったら物の良し悪しより知名度が上回ることぐらい資本主義の世界にいればさすがに気付きますよねー?

 あー良かった!

 ここにはそんなことを言う人はいないみたいで良かった良かった!

 なので、結局は誰も真似できない面白いものを書いている方が、最終結果が良くなるって結論です。

 だからまあ、ここまで話してなんですが、周りの結果は気にせず自分の作品と向き合うことが一番重要という話です。

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