第44話

一ヶ月後⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎



ふっと 目覚めると見慣れない部屋の中、白いシーツの上にはそっとつながれた手と手


ここは…


床には脱いでそのままの形で、服や下着が無造作に置かれている。


そっか…そのまま寝ちゃったんだ。


ご両親が結婚記念日のお祝いで旅行へ行った為、初お泊りで涼太の家に遊びに来ていたのです。


気持ち良さそうに寝ている涼太の横顔


んふ…かわいい!…


静かに身体をおこして涼太の上に乗った。


大好き!


「 ぬすんじゃえ 」… チュ …


キャッ!


キスをした瞬間に、涼太の腕が私の身体を締め付けてくる。


「 起きてたの? 」


「 ぬすまれる前からね 」


「 いじわる 」


「 れもん? 」


「 な~に? 」


「 もう1回だけしようか? 」


「 だ~め …」


「 …… 」


テンションダウンの涼太


「 1回だけじゃだめッ!今日はお休みだし、部活もないし、涼太を独り占め!だからずっとこのまま一緒に寝てよ 」


「 えっ? 」


「 今度は私が上…♡ 」

 


 チュッ!




 fin




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キスからはじまる恋!?なんてありですか! 美恋 @manatuharuhi

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