リズムを良くしよう!

 なんか、日間1位になりました。なので、完結解除してもう少し書いて見ようかと思います。(ホントは今書いてる連載ものがスランプで書けないので息抜きです。よければ読んで見て下さい)



 とりあえず、❤とか★とか付くと、嬉しくて「誰だろ」とチェックしてしまう私ですが……

〈追記 これ、書いた当初は見てまわりましたが、このエッセイ書いてから反応が多すぎて見て回ることができなくなりました。応援ありがとうございます〉


 読みたくても、どうしても読めない作品も中にはあるのですよ。


 ごめん! って足跡付けずに去ります。


 エロ、グロ、BL、大概何でも読めるのですが……。


 文体ですね。リズムが悪いと疲れて読めなくなります。


 では、リズムとは何か考えてみたいと思います。あくまで個人の考えです。参考の一つ程度でお考えください。



 まず、ネット小説特有の「空間デザイン」ですね。

 文体以前に、見やすさ、目に優しさがあるかです。


 縦書きの文庫本と違って、横書きには横書きの美しさを追求すべきです。


 基本は3つ。


① 段落冒頭は一字下げ

➁ 改行はこまめに

③ ある程度文章が長くなったら、改行2回して、白い空間を作る。


 大きく言えば、この3つです。


 学校で習った作文の書き方とか、小説セミナーで習った原稿用紙の書き方は大事ですが、こちらてはルールが違います。ラグビーとアメフト位、似てるけど違うものです。


 目に優しく! これがキーワードです。


 あなたが読むのではないのです。誰かに読んで貰うために、読みやすくするのは嫌ですか?



 では、本題のリズムです。


 これは、作風に対して千差万別なので、「これ!」という正解はないのですが、ダメなものはあります。ダメをなくしましょう。


 では、ダメかどうかのチェックです。


 簡単です。


 声に出して不自然、言いわるい、変なものは大体リズムが悪いのです。それだけです。まずはそこから。


 あとは、好きな作家様の文体を研究するとか、上位作品のリズムを研究するとかして下さい。


 基本は、読んでくれる人の事を思って書こう、です。それだけで、丁寧になるはずです。



 会話文は、ちょっとした事で、リズムも感情も表現できます。


 ラブコメの王道セリフ 「お兄ちゃんの馬鹿」で考えて見ましょう。


「お兄ちゃんの馬鹿」

「お兄ちゃんの馬鹿!」

「お兄ちゃんの……ばか……」

「お兄ちゃん……馬鹿?」

「お兄ちゃんの……バカ!!」

「お兄ちゃんって……馬鹿?」

「お兄ちゃん……バカぁ!」

「お兄ちゃんは馬鹿なの?」

「お兄ちゃんて馬鹿よね」

「お兄ちゃんて、バカだね」

「お兄ちゃん、バッカじゃないの」

「お兄ちゃん……ば……か……」


 はい、まだまだ書けます! 飽きました。


 一つ一つ、テンポ、リズム、スピード感、喜怒哀楽、地の文なくても想像できませんか?


 こういったリズム感が、物語にグルーヴや感情などを生み出すのです。


 セリフで感情表現とグルーヴ、試して見て下さい。



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