商業デビュー1歳記念の書籍化エッセイ

第4話 サインを考えよう！

商業デビューすると、書店特典などでSS書いたり、サイン本書いたりしますよね！！

わたしがデビューしましたフェアリーキスさんでは、サイン本の販売がありまして。

「うわー、めっちゃ作家っぽい」と思うのと同時にサイン問題が発生しました。

サインってどんなデザインがいいの？？的な。

SNSで流れてくる作家さんのサイン、個性的で可愛いものが多いので。

あれ、どうやって考えているんだろう、と。

ちょっと調べてみると、最近ココ〇ラさんなどでサインデザインします的な案件も多いようです。

よし、わたしも注文すればいいんだ。

そう楽観的に思っていたのですが、忙しくって気が付けば見本誌が家に届いていました。

今から頼んでいる時間ないな……。

というわけで自分で考えることにしました。

どんなサインなのかは8月に新刊出ますので、ぜひお手に取ってみてください

（詳しい販売先はフェアリーキスさんのHPでチェックしてみてくださいね。とナチュラルに宣伝です）

ちなみになぜ溺と魔力なし令嬢ではほんの少しだけサインが違います。

試行錯誤の表れが出ています。

サイン本にはコメントも入れています。サインプラスαがあると喜ばれますよ、と担当さんがおっしゃっていたので、おそらくフェアリーキスさんで書かれている作家さんたちは、サインプラス何かしら書いているのではないかと。

ちなみにわたしはメッセージは黒ペンでサインはゴールドのペンを使っています。

魔力なし令嬢から名前の周りに花を飛ばしたりしています。

そのうちりぼんとか描きたいです。

せっかくサイン本を手に取ってくださるのだから、喜んでほしいなあと。

今回ならでは、みたいなのを出せればいいなと思っています。

フェアリーキスさんでサイン本と並んでもう一つあるのが、複製原画へのコメント入れです。

こちらも作家っぽいとドキドキしながら毎回書いています。

特に飾っていただく書店さんの名前入れは毎回緊張します。

まあ、自作のタイトル間違えるのもシャレにならないし、イラストレーターさんのサイン入りのものが私のもとに届くのでプレッシャー半端ないです。

なのに毎回どうしてこんなにもタイトル長いんだよ、と遠い目になります。

タイトル長いとそれだけ間違える確率が高く……。

タイトルでどんな話か分かるようにタイトル付けしているので、仕方がないのですが。

おかげさまで「溺愛」がちゃんと書けるようになりました。

月宮アリスでのサインはちょっとは可愛いものができたと思うのですが、高岡未来ってどうやっても自分では崩すのに限界があって。

そのため、アイリスＮＥＯさんの全員プレゼントのポストカードの高岡のサインは本気で署名レベルです。

こっちのほうは次にサインする機会があればコ〇ナラさんでちゃんとスタイリッシュなサインデザインを発注したいです。