都市伝説の幽霊トラック
第5話 都市伝説の幽霊トラック
海辺の駐車場で、夜の潮風を浴びながら読書タイム。
ページをめくるのは私のアバター、ゴーストドライバーちゃん。
長いから「ゴーちゃん」でいいか。
私の生前の姿を模しているので、顔のつくりは微妙な仕上がりだ。残念。
読書で得た霊や神についての知識は、すごい参考になった。
まずは「神様は分裂できる!」
できんのかよ!できるんだなこれが。
ずっと独り言言っててもつまらんし、話し相手カモン!
とりあえず…いでよ!トラックちゃん!どやぁ!
「お呼びですかドライバーさん」
キター!
ヨシ次はアバターの体に憑依して…
「我が名はゴーストドライバー!…ゴーちゃんって呼んでね!早速だけど、相談に乗って!」
トラックちゃんには「トラッキー」と命名。
ボイスアラームの女性声なので、とりあえず彼女と呼称しよう。
彼女と実際に会話してのディスカッションは実にデリシャスでデリバリーだった。
でね。いい作戦思いついた!
「事故死した社畜霊が亡霊トラックで暴走する都市伝説作戦!」
つまり、偽装とか一切せず、私が普通にトラックで夜のドライブを楽しむだけ!
死んだはずの社畜が運転する血染めのトラックを一般ピーポーに目撃させ、「
そして!話し相手その2!
カモン!ギーグル!おすすめドライブルートを教えて!
「おすすめルートを検索します。」
キター!スマホの
これで楽しくお喋りできる!
①ゴーストドライバー:ゴーちゃん(私)
②トラック本体:トラッキー
③スマホナビ:ギーグル
の
***
脚注 「ボイスアラーム」
トラックが「バックします!」とか喋るアレ。
***
脚注 「
作者もよくわからない。ググって下さい。
***
脚注 「三姉妹」
三姉妹セット女神とか多い。三女神とかのワードでググれ。
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