コロナになって初めて感じたことは「喉いてぇ」でした。
Zホホ
コロナは辛いぞ〜
私は大学に通う大学生。
あるとき学校から自転車をギコギコ漕いで家に帰ると、先に帰って来た母に「お父さんが熱出して帰って来たから」と言われた時はビックリしました。
しかし当初は、父が熱を出した事をあまり強く捉えていませんでした。精々、「学校休まんといかんのか」程度です。
これは今まで周りにコロナに罹った人が居らず、世間でよく言われていたコロナ被害にも何処か他人事のような気がしていたからです。
その認識が変わったのは、父がコロナ検査で陽性が出て本格的にコロナの猛威が我が家に襲い掛かって来た時からだと思います。
まず、父が早退して来た2日後。朝起きたら喉が痛いというか、何か違和感があるような感じがしたのです。
でも喉の違和感は稀にあるので、コロナかタイミングが悪過ぎたのかどっちなんだろぅ?と嫌な予感を感じながらも断定は出来ませんでした。
その日の夜。
苦しさと寒気に襲われていた私は、熱を測ってみると38.4度という熱を測定してしまったのです。
私はこの瞬間、初めて自身がコロナに罹っているんだと理解しましたが、まだまだ元気で食事もしっかると取っていた事もあり、「あぁ、やっぱりな」と思うだけでした。
そして次の日、コロナ検査のために予め予約していた私と同じく調子が悪かった母は病院に行き検査をして薬を貰い帰りました。
この時は、昔別の病気で貰い家にあった薬を飲んで熱を下げていたので、あまり苦しく有りませんでした。熱も精々37.8ぐらいです。
それから何事もなく家に帰り、3時間ほどゴロゴロダラダラしていた私は、段々と身体がしんどくなっていき頭が痛くなり、怠さが尋常じゃなくなって寝ることすら出来なくなる現象に襲われました。
流石にヤバいと思った私は熱を測ってみると、39.6まで熱が上がっているではありませんか。
これに対して「早く貰った薬を飲めば良かったじゃない!」と思われるかもしれませんが、その通りです。早く飲めば良かったのです。
しかし、この時の私は未だ心の中に「まだ大丈夫だろ」という思いがあったのか分かりませんが、何故か頑なに飲もうとしませんでした。馬鹿ですよね。
未だに、この39.6という数値を見た時の衝撃は忘れられません。
私は、42度になると多臓器不全になるとネットで見て知っていたので大急ぎで薬を飲み、熱さまシートを貼り、氷枕を敷いて大人しくしました。
苦し過ぎて大好きなスマホを見ることすら苦痛となり、とても辛かったです。「もしかしたら死んでしまうのでは?」という考えがネタでもなく本当に浮かんだ程です。
「ゔぅゔぅぅ」というアニメでしか聞いた事がないような唸りが自分の口から出てきた時は、どこか可笑しくなっていたのか場違いに「あっ、本当に出るんだ……」と感動しちゃいました。
その後は、初めてこんな高い熱を出したので、色々疲れていたのでしょうね、熱も何とか下がると死んだように眠りに付きます。
私は食い意地が張っていたのか熱がどれだけ高くとも食欲だけはあり、食事も問題なくしていましたが、熱が上がり食事も満足に取れなかった父はそれはそれは辛かったことでしょう。
そして、その後の2日間の熱は37〜38度台をキープしちょっと辛い程度の生活を送れ、3日目からは熱もほぼ収まり、怠さと喉に違和感があるだけのレベルまでになったのです。
良かった良かった。
結局、私の家族は妹を除き父、母もコロナでした。何故、妹だけ罹らなかったのかが謎です。もしかしたら唯症状が表に出なかっただけなのかもしれませんね。
今回、コロナを体験した教訓として私は熱が上がりそうになったらまず薬を飲む、母や父に相談すると誓いました。
当初、私の中にいた「コロナって辛いの?」という馬鹿すぎる考えは消え去り、変わりにコロナの恐ろしさを刻みつけられましたね。
これで心配なのは、私から他の人に感染しているかと学校を休みまくっていることだけです。私のせいで友達がコロナに罹っていないのを願うばかり。
皆さんもコロナを舐めてはいけません。
コロナを舐め、ちゃらんぽらんに生きていると私のように苦しまない方法があるのに、苦しむ何ていうお馬鹿なことになりますよ。
私の思った事だけを書いたこの作品を見て頂きありがとうございました。
よろしければ皆さんの感想またはレビューを宜しくお願いします。
コロナになって初めて感じたことは「喉いてぇ」でした。 Zホホ @admjgpt580777
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