第2話
それから直ぐに家から出た。玄関を開けてすぐに熱気にが肌に触れる。ああ、この感覚は嫌すぎる。
日陰を通って地下鉄の駅まで行く。やっぱり太陽の光は毒である。私はモグラなのだと思いながら駅の階段を降りていった。
ブルーのラインが入っているこの電車に乗るのはもう5年目になる。反対側はとっても混んでいるのに私が乗る側はそこまで混んでいない。だからクーラーも効いていて快適である。
私が乗ってから10分くらいで地上に上がるこの電車によってまた、日光が電車に差し込んでくる。思わず目をつぶった。
ここからは五分くらいで学校の最寄りに着く。
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