生きたい思い、逝きたい願い

生きたい思い、逝きたい願い

～ねぇ、全て終わらせてさ～

～この世から消える時～

～僕は笑ってるのかな～

君は確かそんな事を言っていたね

そんな言葉を聞いた時、僕は怒った

～じゃあさ、全てをワスレテ～

～感情とか記憶とか全部だよ～

～ワスレテしまったら・・・～

けど、そんな事、あるわけないよ・・・

僕は遮った

けど、それは君からのSOSのサインだったのかもしれない・・・

本当は気付いて欲しかったのかも

だからあんな遠回しに・・・

また思い出してるんだよ・・・

本当に心が痛いんだ、

遮ってしまった、背けてしまった、気付かないフリをした、

モノにもあたった、泣き叫んだ、喚き散らした

だけど君は帰ってこない・・・

だってぼくのめのまえでとびおりちゃったんだもん

ぼくもきみがとびおりたあとの、じめんをみちゃったんだ

からだのなかからこみあげてくるはきけ

それに助けれなかった悔しさ、君への怒り

色んな感情が込みあげてきたんだよ

君の後を追いたいと思ったよ

何で僕を置いていくのって

一緒に生きたかったよ

逝くなら

一緒に逝きたかったよ

何で君だけ先に逝っちゃうの・・・

・・・待っててね、必ず僕もそっちに逝くからね・・・

あ、そうだ

逝くなら、ちゃんとお土産話くらいは持っていかなくちゃね

そして逝くなら、君と同じ場所で逝かなくちゃね

実際に立ってみるよ

めちゃくちゃ高いよ

なかなか勇気出ないよ

けど、勇気を持って1歩を踏み出す

身体が宙に落下していくこの感覚

なんかゾワゾワする・・・

地面近くなってるなぁ・・・

そうだ、ちゃんとこの世に最後に挨拶しとこ

～バイバイ～