転生はキラキラしたものじゃない
ルウラウル
お隣さん
俺は勇者だ。
この世界に召喚され、魔王討伐を頼まれた
これまで、数多くの魔物たちと戦い経験を積んで魔王城の玉座の間に繋がる大扉を開いた
玉座の間に入るともの凄く大きな声で
「良く来たな勇者よ、」
と聞こえたので
「俺が貴様を倒して、世界に平和な時代をもたらすんだ!」
と知り合いに聞かれたら絶望するような恥ずかしい厨二くさい台詞を叫びながら剣を構えて走り出す。
数メートル進んだところで慌てて立ち止まる
「あれ?お隣の山田さん?」
すると魔王の方も慌てたように
「え?田中さんですか?」
と返してくる
お互いに先ほどの台詞を思い出し黙ってしまい、転生するときに女神に言われたことを思い出す。
『もしこの世界で死んでしまっても、元の世界で、死ぬ瞬間以外の記憶を残したまま生き返ることができるので安心して行ってきてください』
気まずい、、、
「和解しますか、、、」
「ですね、、、」
そうして史上初、魔族と人間との間で条約が交わされ平和な時代が訪れた。
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