(創作メモ)騎獣転生 第01章の原案的なプロットと裏話

創作メモに入る前の注意点

・原案では主人公は男性でディナルトス(♀)に転生したという話だった

・創作メモにある「隊長」や「調教を任された騎士」とは本編でいうとジナルドのこと

・「自分が分かればいいや」で書いているので色々と雑


 創作メモの後に裏話のような話もあります。

------------------------------------

(創作メモ)

遺跡に保存されていた滅んだとされる魔物の卵を孵化させ飼い慣らし、成功すれば増やして軍に組み入れるという計画


しかし主人公以外の魔物は好戦的で非常に凶暴であった。

(主人公は気づいていないが唯一のメスでモテモテ。しかし魔物たちの刷り込まれた常識ではメスは全てボスのもの。ボスは調教を任された騎士で主人公も騎士に対して敵対していないからアプローチされていなかった。代わりに騎士は隙を見せたら下剋上してボスになってやると他のオスに狙われていた)


ある日王都の近くでスタンビートと邪教集団によるテロが起きて王都がパニックになる。


主人公たちを閉じ込めている檻が壊され好き勝手する他の魔物たちを説得して隊長を助けに行く(もっと良い待遇になるのでは、エサをくれる人が居なくなったらぐうたら生活ができなくなる、遊んでくれる人が居なくなるなどと説得した)


隊長や幼い王女様を助け、一般人を助けながら国から脱出しようとするも魔物を操った邪教団員の幹部に取り囲まれる。


主人公が結界で住民を守る。

赤子の姫様を抱いた隊長を乗せていた主人公を中心にして広がった結界。


姫様の名前がかつて国を救ったとされる聖女の名前だったこともあり、聖女の再来、奇跡だと民は心酔する。

主人公が回復もできたらいいのにと考えると怪我をしていた民の怪我もみるみる治っていく。


条件:仲間の魔物以外の魔物を結界内に入れない


魔物は弾かれたものの邪教団員は残っており騎士たちが向かおうとするもその前に次の結界が発動。

(あ、ヤベ。そりゃそうなるよな)


条件:襲撃者と襲撃者たちに手を貸した者を結界内に入れない


邪教団員と民、騎士の一部が弾き飛ばされる事態になる


騎士たちは弾き出された仲間であった騎士に剣を向ける。


邪教団員や魔物を結界に閉じ込める。

風船みたいに浮かんで持ち運べたらいいのになと考えた主人公の希望通りになり、彼らも連れて信頼できる公爵領へ逃げる。


王都で起こったテロとスタンビートは無事終わり、王と王妃も生存。(王が魔術師で王妃が剣士)


王都へと戻った主人公たちは聖女を助ける聖獣としてより良い待遇の元幸せに過ごしましたとさ。


王女様はテイマーの才能があり、特に主人公に懐いていて5歳にもなれば主人公の元へ遊びにやってくるようになる。

(これが父性か! ×母性 という落ち)


隊長も結婚するが、奥さんに尻に敷かれている。

(人間のメスもオスよりに強いんだな。で他のオスの解釈で隊長を慰めたりする)

------------------------------------


 以上です。


 以降は裏話のようなことを記載していこうと思います。


 読み返してみると変わっている部分もあれば変わっていない部分もあります。

 とはいえ、原案の方が色々と派手ですね。

 転生チートといった流行りものを意識していました。

 まさにチート転生者のような振る舞い。


 これはこれで面白いかもしれませんが、このパターンだと続編に苦労したかもしれませんね。


 派手さが控えめになった理由としては、私が何でもできる主人公! があまり好きではなかったことやテンプレはありつつも捻った内容が好きだったからではないかと思います。

 なので本編ではラナだけではなく他のディナルトスや騎手とも協力して事件解決に当たるという展開になりました。


 最初のタイトルは「ダイナソー転生」でした。ただ、ディナルトス以外に恐竜っぽいのが出てこないなと思ったので「人を乗せて運ぶ」という方をメインに「ダイナソー」ではなく「騎獣」に変更となりました。

 「ダイナソー転生」だと「野生の恐竜に転生して無双展開」のような誤解を与えそうだったことも変更理由の1つです。

 いざ小説を読んでみて上記のような内容ではないのだなと読者様にがっかりして欲しくないですからね。


 主人公(♂)がディナルトス(♀)だったのは、他のディナルトスに言い寄られたりで全力で逃げるみたいなコメディー的な落ちを考えてからのような気がします。(覚えていない)


 ですがややこしいし変に複雑化しそうだったことや、戦闘や血生臭いことは避けたいなどからシンプルに主人公(♀)がディナルトス(♀)に転生となった気がします。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る