小学六年生のガッくんは、友達のリーくん、こうちゃん、まさやんと、夏休みに毎年お泊まり会を開催していた。四人がゲームを楽しんでいると、なにやら謎の小包が届く…。すると突然、小包が勝手に動き出して!?
めっちゃ面白かったです!ガッくんの妹・リンを含めた五人は、小包の差出人である”怪盗キューピー”の正体を知るため、探偵団”ガッチーズ”を結成します。探偵団ってだけで、わくわくしますよね。
様々な謎を解きながら、怪盗キューピーの目的を探っていく展開。みんなと一緒になって「なんだろう?」と考えるのも面白いし、ガッチーズを応援しながら読むのも楽しいです。
危険なことはわかっているけれど、期待に胸を膨らませる感じが、小学生らしくて可愛いなぁと思いました。和みます。
ハプニングの連続ですが、そこから少しずつヒントが見つかる過程もとてもテンションが上がります。また、小学生五人のやりとりにもリアリティがあって好きでした。(リンはしっかり者すぎるけど 笑)
とっても楽しいのでぜひ読んでみてくださいっ!
主人公のガッくんの家に、謎の小包が届きます。
その日はちょうど夏休み。幼馴染達との毎年恒例のお泊まり会をする日でもありました。
みんなで謎を解き明かしていくうちに、大変な事が判明します。
この謎の小包は、怪盗キューピーからの挑戦状でした。
しかも、お父さんの会社を狙ったサイバーテロの予告。
だから、みんなで立ち上がります。
ピンチの時こそ楽しめるクレイジーな探偵団『ガッチーズ』の、結成の瞬間でもありました。
果たして、この予告を阻止する事はできるのでしょうか?
これが事件の幕開けとなり、ガッくんと妹、そして幼馴染の、子供達だけの大冒険へと繋がっていきます。
不思議な始まりですが、子供目線でしっかりと描かれる心情に、こちらまでドキドキわくわくします。
あとですね、とても楽しいのです。
一緒に冒険している気分をこれでもかと味わえます。
だからこそ、絶望した時も、悲しくて悔しい時も、思いっきり感情移入できるのです。
そしてこのサイバーテロの意味は、今を生きる私達への挑戦状でもあります。
読まれた皆様はどのような答えを導き出すのでしょうか?
いま一度足を止めて、未来を考えさせられる作品です。
そして子供には、こうした心で体験できる事をたくさんしてほしいなと思える素敵な作品でもあります。
どうぞ皆様も、この冒険の先にある宝物に触れてみて下さいね。
この小説は!! 角川つばさ文庫の角川つばさ小説賞に応募される和響さんの作品で!! 子供なら多分みんなワクワクするような作品です!!
小説でも漫画でも何でも楽しめる作品です!!
言葉短めになっちゃうのですが、少年少女合唱団、いや、探偵団のガッチーズは「ピンチの時でもガチで楽しむ」をモットーにしています。いやいや、ピンチで楽しめるかよ!って思ったら読者目線でめちゃめちゃ楽しんでます。読者もガチで楽しい。
なのに、謎解き大好きな妹(決め台詞、バカなの?)らの推理もすごく冴えてる。ガチで頼もしいです。ガチで頭いいし。
それに、探偵団が出くわす犯罪は怪盗キューピー(小学生ならドレッシングとかマヨネーズかよってツッコむはず?)のサイバー犯罪。途中で出会うポイントのところも最新式なところがたくさんあって、これがまた騒ぐ。
子供が騒ぐポイントだらけの小説!! 子供さんはもちろん、親御さんも読んでみてくださいね!!