先生、オヤツにtrjpdgjは入りますか?

@sodecaxtuku

第1話 先生、オヤツにtrjpdgjは入りますか?

「えっ?」


「先生しっかりしてくださいよー」

「だーかーらー、オヤツにtrjpdgjは入りますか?」


聞き間違いじゃなかった。えっ?tr、なんだって?

なんかSAN値削れる発音してるよ?

40年生きてきて初めて聞いた単語だよ?

古文にも載ってないよそんなの。


「え、えーっと深海しんかいさん?ちょっと先生分かんないなー。もうちょっと分かり易いやつない?」


「えっー、先生trjpdgj知らないの?しょうがないなー。てか私、深海しんかいじゃないです」


「えっ?じゃあどうやって読むの?」


深海るるいえ


聞いたことある場所出てきたよ!例の邪神が封印されてる所!先生昔やった事あるから知ってるよ!

てかやっぱりSAN値削れんじゃん!

80→79

削れた!たった今削れた!ヤベェって!この子卒業までに発狂しない自信ないって!


「せ、先生この先不安になってきたな」


「先生大丈夫?でも確かに初めて見た時より少な「先生はそれ以上聞きたくない!」ご、ごめんね?」


畜生!最近気にしてんのに!ってちげぇよ!不安になってんのそこじゃねぇよ!

と、とりあえず切り替えよう。


「まぁ、とりあえず他にいないかな?いないんだっ「はい!」たら終わりにしますって言おうとしたけど何ですか猿飛さるとび君」


「はい!先生って彼「その話はやめましょう」すいません」


あぁぁぁあ!この年で彼女いねぇのがそんなに不思議かゴラァ!?俺だって良い感じの人居たさ!でも久しぶりに会っ「先生!」


「なんやねん!」


「ひっ!い、いえ少し訂正が」


「なんですか?」


「僕の名前、猿飛さるとびじゃなくて猿飛プロゴルファーさるです」


なんっだよそれ!そんなのわかる筈ねぇだろ!てかなんでプロゴルファー猿なんだよ!


「父さんが好きだったんです」


何ナチュラルに心読んでんだよ!


「すいません、これ特技なんで」


特技ってか異能だろ!学園都市行ってこいよ!こんな田舎の高校じゃなくて!


「何言ってるんです?そんな場所ある訳ないですよ」


何も言ってねぇよ!お前が読んでんだよ!てかその通りだけど!夢を見させてくれよ!


「深海さんなら見せてくれますよ」


その夢は駄目な夢だって!

79→77

ほら!下がったじゃんか!その話するから!


ふぅ、とりあえず落ち着いて。


「それじゃあ、続き話していくぞー」


「明日、クラスの親交を深める為にレクリエーションを行うんですがそこで」


「あのー、少し質問があるのですが」


おっ、今度は絶対大丈夫な子だ。目元が優しい、これでヤベェ奴とかねぇだろ(フラグ)


「しんこうって、信仰の事ですよね?」


んんんんんんんん!んな訳ねぇだろ!頭沸いてんのか!駄目だこのクラス!終わってやがる!


《先生、今私は先生の心に直接話しかけています聞こえていますか?》


《えぇ、バッチリですよ》


《そうですか、良かったです》


《はっはっはっ、じゃなくて!!何普通に心に語りかけてきてんだよ!それ神がやる奴だから!信仰する側やったら駄目なヤツ!》


バタン!


「先生!処女神さんが倒れました!」


される側かよ!てか心への通信に負荷かかるならやめとけ!てか神が人に倒されちゃ駄目だろ!


「とりあえず保健室に連れて行ってこれる人居ますか?居ないんなら先生が行くけど」


「「「「放置で」」」」


「それでもクラスメイトかよ!」


酷過ぎだろ!これから一緒に過ごすんだぞ!お前ら人間じゃねぇ!


「先生、さっきから神とか猿出てるんで今更っす」


そっか


「てか生徒に行かせるのではなく、先生が連れて行けばよろしいのでは?」


正論だ、、


「ごめんなさい」


「あやまっても、もう遅い!」ザマァ!


くっ!じゃなくて!てかなんだよザマァって効果音!使いどころ制限されすぎだろ!てかそのセリフ最近よく聞くぞ!


てか突然話に入ってきたお前誰だよ!


「彼は高橋たかはし君ですね」


「違うぜ!俺の本当の名前は!タ・クゥアファ・シだ!」


「って言ってるけど、まぁ厨二病ですね」


「クックックッ、つっ!俺の闇が!離れろ!」


なんか今までの奴等を思うと高橋凄い可愛いな。てか高一でも厨二病発症すんのな。でもアニメでも有ったしあり得るのか。でもまぁ、ね?


「ダッサ」


「ぐふっ」


「先生!高橋君が!」


「お、俺の名前はタ・クゥアファ・シだ」


高橋ー!くっそ!誰がこんな酷い事を!


「先生です」


「先生保健室行きます、皆さんこの後は自習をしていて下さい」


「高橋連れてけよ」








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