君を追いかけて

@komachiiiii

第1話

君を追いかけてしまう。

目も体も勝手に無意識に君を追いかけているようで私は私が何をしたいかいまいちわからなくて、

君のことが好きなのだろう。

確かに、大好きでたまらないけど、

もう終わったことのはず。

別に、最初からこうなると思って関わってたわけじゃない。未来まで描いた仲だった。

いつも一緒にいて、だけど好きな食べ物とか好きなタイプとかはそんなに被ることは無かった。

それなのに、話が凄くあって、毎日が楽しくて

何をしてても君がいると天国のようだった。

君がいたから学校に行こうと思えた。

君がいたから頑張れた。

君がいたからかわれた。

君がいるから今の私がいる。

深くそう思うの。

どれだけ私の中の君が大きかったか、今になってやっと分かったんだ。

私って、ほんとに惨めだと思った。

おまけに苦しめちゃって、大好きなのに

苦しめてたのは私だった。ごめんね。

私が酷いのは分かってるの。でも

それなのに私はあなたが好きで仕方がないから

私の生き甲斐だったから

私の心臓だったから

急にいなくなった悲しみよりも

私が傷つけてたことの方が嫌で

自分を絞め殺したくなった。

それでも、今の私を支えようとしてくれる人がいることに、私はほんとに感謝してる。

君が好きだから。追いかけてしまうから。

今の生活を楽しんでいるのと共に、

心のどこか奥で、君のことを考えてる

考えてしまう。考えちゃうんだ。

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