第4話 遺書(4)

 何故私が死ななければならないのか、私にも分かりません。

 でも、もう限界なんです。

何故、私がいじめられなければならなかったの?何か、私があなた達に悪いことでもしたのですか?

 あなた達には私の気持ちなんて理解できないでしょう。

 もっと遊びたかった。もっと色んな事がしてみたかった。大学にも行ってみたかった。仕事もしてみたかった。

 あなた達のせいで私の人生は滅茶苦茶にされた。

 あなた達に私の人生を奪う権利なんて無いはずです。

 私の人生を返して!

 お母さん、お父さん、ごめんなさい。私は先に向こうで待ってるね。

 今まで育ててくれてありがとう。

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