台・米・日のどこに理念があるのか

@MasatoHiraguri

第1話 台・米・日のどこに理念があるのか

  台・米・日のどこに理念があるのか

  「利念」を理念と粉飾する台湾客家


  日本語の辞書に利念という言葉はありません。

  私が作った言葉です。

  台湾客家や韓国人・(パリサイ派)ユダヤ人といった三国人には、ぴったりの言葉でしょう。

  金・物・利権を常に念頭において自分たちの政治行動の指針とする。



  フォーカス台湾から

▽ 石破氏、台湾有事「備えを」具体的議論に意欲 日本議員団、蔡総統と会談

2022/07/28

  蔡総統「台湾は戦略的に重要な防衛線」

  蔡総統は議員団の訪台を歓迎。死去した安倍晋三元首相が台日間の友情を築くのに重要な役割を果たしたとし、哀悼の意を表した。

  安全保障については、台湾を守ることは自国の主権を守るためだけでなく、「地域の安全保障において第1列島線上に位置する戦略的に重要な防衛線を守るためでもある」と言及。


○ 日本など理念の近い国々と協力し、


インド太平洋地域の安定と平和を維持していく姿勢を示した。



▽ 米中首脳会談 バイデン氏「一方的な現状変更に強く反対」 総統府が謝意表明/台湾

2022/07/29 12:38

(台北中央社)総統府の張惇涵(ちょうじゅんかん)報道官は29日、バイデン米大統領が中国の習近平国家主席との電話協議で台湾を巡る一方的な現状変更や台湾海峡の平和と安定を損なう行動に強く反対する意向を改めて強調したことに感謝を表明した。一方、中国に対し、地域の一員として共通の責任を果たすよう呼び掛けた。

張氏は、

台湾は国際社会と地域の一員として


○ 理念の近い国と引き続き緊密に連携し、


台湾海峡とインド太平洋地域の平和と安定、繁栄のために取り組んでいく考えを示した。


◎ 理念ではなく利念

  「中国の脅威」を煽ることで、台湾客家も日本も、自国で好き勝手な法律を作り、様々な形で金を使うことで、自分たちセクトの利益が増す。

  日本では、創価学会と統一教会経由で日本人の金が吸収される。

  台湾では、台湾客家という(宗教)団体に金が集まる

  もちろん、アメリカも同じで、ユダヤ人に金が集まる。


  本当に台湾海峡の平和と安全を望むなら、また、戦争なんかせずに台湾を豊かな地域にするつもりなら、中国に難癖をつけて緊張を高めるような真似はしないでしょう。「自由と民主主義を守る戦い」なんて抽象的なスローガンで、何百億円も金を使って武器を買うなんて本末転倒というものだ。

  1945年5月にドイツが降伏した時、日本の敗戦が確定したのに「国体護持」天皇制を維持するということをアメリカに承認させるまで戦い続けるといって、結局、原水爆を広島・長崎に落とされるまで「日本政府」は降伏しなかった。8月15日までの間、「政府」の人間は天皇を含めて一人も死ななかったが、何十万人もの戦士・一般人がアメリカ軍によって虐殺のようにして殺された。

  政府とか政治家という者たちは、かってなスローガン(台湾客家の場合は理念)を掲げて、中国人をあおり、台湾の人々をも煽る。そして、実際に怪我をし餓えて焼け死ぬのは一般人ばかり。

  「理念」で商売をしないでもらいたい。

  中国人は「150億の国民に、現実に飯を食わせる」という正しい理念を以て政治を行っている。もう、いい加減「自由と平和」とか「民主主義うを守る」なんて、女学生の戯言みたいなキャッチフレーズで、金と人の命を犠牲にしないで下さい。

  私は日本人の一人としてそう訴えたい。

  どうしてもやる(話し合い)なら、台湾客家と中国だけでやるべき問題です。


 10年前の台湾は、あんなに平和で豊かではなかったか。

 その平和を、台湾という地域の中で乱すのは台湾(客家)の人たちの勝手ですが、日本まで巻き添えにしてもらいたくない。


  日本にとって台湾は恋人でもないし友人でもない。ただのビジネスパートナーに過ぎないし、それでこの数十年間うまくいっていたのです。


  早い話が、台湾がなくなっても、バナナやパイナップルが無くなるだけで日本はぜんぜん困らないが、中国がなくなったら、日本どころか、世界180カ国の内の148カ国が困るんです。世界中のほとんどの国々にとって、一番の貿易相手は中国なんですから。

  パイナップルやバナナはフィリピンでも南米でも、いくらでもありますが、

世界中、どこを探しても


◎ 中国の換えはない


 この超現実の前には、「日本にとってアメリカか中国か」という選択もまた同じです。

  だからこそ、50年前に田中角栄首相は、アメリカを無視し、台湾ではなく中国を選びました。


  とはいえ、それでも日本人は「台湾を見捨てなかった」ではないですか。

  様々な技術協力で台湾を助けた。そしてそれはまた、中国も同じではなかったのか。中国も台湾を助けてきたからこそ、台湾の今があるのではないか。

  私の叔父は、昭和40年代、日本の自転車メーカーの技術課長として台湾で3年間技術指導を行ってきました。日本はそういう援助をしているだけで十分でしょう。なにも、台湾を独立させたり、中国との戦争に加担させることはないでしょう。

  戦争のプロであるイスラエルにでも頼む方がいいのではないですか。


① 台湾客家は、今でこそ、フォーカス台湾というネット新聞に、毎日のように「日本統治時代を懐かしむ」なんて記事を何本も書いていますが、1945年に日本統治時代が終わり、今度は中国から蒋介石が来たときにはこう言ったそうです。「うるさい犬(日本人)がいなくなったら、今度は意地汚いサルが来た」と。

  台湾客家は、中国と仲が悪くなると「日本人と台湾人は永遠に友達」なんていう「理念」を捏造して偽の友情を作り出す。調子のいいキャッチフレーズばかり。

  台湾客家が今在るのは、世渡り上手という「利念」のおかげではないか。


  台湾原住民のような人々は、山に追いやられてしまったが、頑なに理念を貫き通して俗っぽいことをしてこなかったからこそ、無限の心の空間と豊かな心によって、真に楽しい暮らしをしている。山奥の原住民の住む町(集落)には、至る所に「文化が転がって」いる。

  内埔(ねいぷ)という町は、住民の7割が台湾客家人なのですが、この町には文化の香りというもがまるでない。まあ、台湾全体に歴史がないので、だいたいどこも同じなのですが、日本の政治が韓国人支配になってからの東京の街と(規模は全く違うが)同じ雰囲気です。


  一万年前、今のアメリカ大陸へ向かうアメリカン・インディアンの祖先たちが現在の中国南端を通過したときに放った斥候の報告によると、すでにその頃、台湾には、独自の文化と文明を持つ民族がいた、ということです(ポーラ・アンダーウッド「一万年の旅路」)

  やはり、理念をもって1万年くらい民族として生きていないと、真の文化は育たない。

  台湾客家の唱える「日本統治時代-100年前ーからの理念」では、文化という掛け声だけで実体が見えない。

  何よりも、人間の顔が違います。1万年以上前から続く純粋台湾原住民(混血ではない)の顔つきとは、本当にその民族の歴史を物語っている。私は、南米でも、ある原住民の老人と小一時間一緒に過ごしましたが、その存在自体が文化であり、(言うだけ番長、台湾客家の好きな)理念がにじみ出ていました。



② だいたい、理念とは「赤信号、みんなで渡れば怖くない」的に、他人・他国とじゃれ付いて発揮するものではない。個々の理念は互いに相容れない部分が多くあるもの。

  台湾客家の考える理念とは、利益中心の行動原理のことであって、大自然の理のことではない。だからこそ、(韓国人支配の)日・(ユダヤ人支配の)米という意地汚い民族が支配する国々と協調できてしまう。利害関係の一致であって、理念の一致ではないから。



◎ 理念の中国、利念のアメリカ・台湾客家・(韓国人支配の)日本

  その意味で、東アジアで現在、もめている当事国のうち、理念のある国というのは中国だけです。理念があるから一つの国家として数千年(民族としては何百万年 ?)も、中国という国を維持してこれた。

  アメリカは300年程度、台湾は「フォーカス台湾」を読んでいる範囲では「日本統治時代」から始まった国だし、台湾客家の支配する台湾としては、ここ数年の歴史しかない。

  アメリカという国は、そろそろユダヤ人が出て行くようですが、そうなれば別の利念を掲げた国になる。  

  台湾も、台湾客家が台湾を捨てて別の国に移住すれば、また別の利念を持つ国になるのでしょう。

  過去数万年の間、真の理念を持ち続けてきた台湾原住民のみが、これから先も、どんな政府の利念に曝(さら)されようとも、独り彼らの理念を守り通していくでしょう。



③ アメリカや(韓国人が支配する)現在の日本という、世界でも最も理念・定見・ポリシーのない国と一番の仲良し、ということになれば、台湾客家の「お里が知れる」というもの。

 人はその友達を見れば、その人の「人となり」がわかるものなのだから。


  アメリカなんぞ、つい最近になっていきなり、国務省のHPに記載してあった、中国と台湾に関する記述の一部を削除したり、変更したりしている「理念のなさ」。

  また、バイデンが電話会談で習近平に対し、「(中国による)一方的な現状変更に強く反対」と言ったそうですが、「台湾は中国の一部」という、今までの既定方針を一方的に変更して嫌がらせをしているのは、アメリカではないか。自分の悪事を敵に押し付けるのが、アメリカの大学で学ぶレトリック(修辞学=東大話法)なのです。


  2022年8月1日にアメリカを発ったペロシ下院議長(アメリカの政治におけるナンバー3 ?)が、台湾に行くとか行かないとか、あやふやな態度で、忍者外交のような子供だましを行っている。

  こういう定見のない、いい加減な行動で人に迷惑をかけるような人間がナンバー3の国の、どこに理念があるというのか。

  台湾客家の好きな阿部という男は、首相当時、国会で130回も嘘をついた新記録を持つ人間です(実際に勘定した日本人がいる、というのが同じ日本人としての誇りです)。故阿部首相は、国葬ではなく戦犯と日本の大衆には叫ばれているような人なんですが。そういう国が「台湾と理念が近い国」なんでしょうか。


  台湾客家とかユダヤ人といった、いわば統一教会や創価学会のような「宗教的組織」の人間というのは、どこも同じで「真剣みがない」。統一教会に深い関係がある日本の政治家や警察長官といった人々が「何が問題なのかわからない」という状態であるのと同じです。


  そんな、真剣みのない人々、自分たちセクトの利権や権力ばかり追い求め、一国の政治などそのための道具でしかない、台湾客家・アメリカ・(韓国人による支配の)日本。これら三者のどこに「理念」があるというのか。


  ◎ 言葉の上の理念を現実の食料にし、科学技術にし、道路やダムにして、現実の政治を行っているのは中国だけです。

  台湾客家の言う「理念」は、「外交」に金を使い、ミサイルや戦闘機に金を使うばかり。フォーカス台湾の記事を読む限りでは、そう見えるのです。



   関東における大学日本拳法でも、明治・中央・青学・立教といった、明確な理念(と愛)のある学校は、各人個性はばらばらでも、その拳法に一本の筋が通っています。

  青学女子など、ここ10年くらいしか知りませんが、各代みな個性は違いますが、「ストレートな力強さ」というスタイルがにじみ出てくるのは、その根底に理に適ったガッツがあるからです。

  お釜っぽい人が多い台湾客家の口にする「理念」が軽く感じられるのは、宗教集団の特性で、コネや家柄で出世が決まるために、そういうガッツが育たないから。

  だから、彼らはいくら拳を振り上げて気勢をあげても、心底から湧き上がる迫力がないのです。理念とはガッツという裏づけあってこそ、現実に発揮されるものなのです。

 

2022年8月2日

V.1.1

平栗雅人

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

台・米・日のどこに理念があるのか @MasatoHiraguri

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

フォローしてこの作品の続きを読もう

この小説のおすすめレビューを見る