第14話 甘い考えは捨てましょう!
日曜日の分はまた別途記載します。
残念ながら私の家族は、コロナに対する考えはかなり甘かったです。
ただ、これが現実だと。
実は本日疲れから朝起きられませんでした。4時頃に夜中の見回りをし、妻と下の子に異状がない事を確認し、トイレに行ってから再び寝ました。しかし、次に目を覚ましたのはお昼の12時頃。ラインを見ると、9時頃上の子が朝食を準備した後何度か声を掛けたが、取り敢えず朝食の用意があると伝えてきた。
で、上の子が麺を茹でたから早目に来てねとドアをノック。
返事がないのに扉開けませんでした。
これ、この8日、1人で全てをこなしていたから、疲れているだろうから寝かせておいてあげようねとなり、上の子に聞くも、いびきが聞こえたからまあいいかなと寝かせたままだったと。
違う!そうじゃない!
普段ならそれも良いけど、今のコロナ感染者がいる家庭だと忘れとりゃしませんか!
もし私が感染してしまい、急変していたら手遅れです。
朝食は8時には用意したようなので、4時間もそのまま。確かに疲れから起きられなかったけど、一旦起こしてから、聞いてもらわないとです。
仕事の取引先の方が、コロナ感染した時、家で意識を無くし、救急搬送され、3日後に病院のベッドの上で目覚めたと。数日の記憶が定かでは無いと。看護師に今いつか分かるかと聞かれ、3ヶ月前の日付を伝えたと聞いたが事があり、家族にも伝えました。
肺炎になったらそれは恐ろしいです。
もう10年位前に、私の叔父が亡くなったのですが、叔父は急性白血病でした。そして最後は肺炎でした。
高齢の親戚には治療の判断ができず、延命治療をしない同意書に私がサインをした事があります。レントゲンを見たのですが、医者が首を横に振ったのがよく分かりました。そして意識が朦朧とし、どうにもならなくなっていく様を見た事があります。亡くなる2日前に着替えを回収しに行った時は普通に歩いていましたが。
皆ひと事なんです。
風邪やインフルエンザの延長のような事を言っていますが、肺炎のリスクが大きいので、私は睡眠時間を削り、毎夜感染したら家族の呼吸に異変がないか見回りました。
結論からいうと、年越し苦労でしたがそれで良いんです。
実家も甘いです。
物を取りに行くと、中に入るように言います。
ですが、玄関先で物だけ無言で受け取り、タッパー等を返す時に、必ずすぐに洗ってと言っています。
万が一ウイルスが付着していてもすぐに洗えば取れます。
今日妻はキッチンで食器を洗っていました。私が大変だからとしてくれているのは分かりますが、それは善意の行動であっても、私に対する感染リスクを上げる以外の何者でもありません。
確かに元気で動く事が可能なので、色々やりたい気持ちは分かります。でも非感染者をいたずらに危険に晒します。
下の子は本日隔離日最終ですが、きっちりやりきります。
堅いかもですが、ガイドラインに沿って行動しないと、万が一私が感染した場合、私以外が後悔します。
ガイドラインを守っても感染したならば、家族が自責の念に囚われる事は無いでしょう。
本当に甘さは命取りです。
今朝の事も寝かしてくれるのは優しさではなく、命に関わった事かもわかりません。
もしも不幸にして家族が感染したならば、後悔しないために、甘さを捨てましょう!
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