第5話堀江貴文、村田美夏、ジャニーズジュニア

2回目の退院のとき、Facebookでサワタリさんという男性がしきりに豪志の世話を焼いてくれる。

「誰なんだろう、このヒトは」と思っていたら、堀江さんが、

「バカ。そういう男を大事にするんだよ。イザというときにお前のために生命を張る男だ。織田信長と木下藤吉郎の関係を知ってるだろう」と。


村田美夏ちゃんがいう。

「ゴキくんはホストかお笑い芸人が向いてんじゃ」

ジャニーズジュニアが現れて、

「ホストの上がり形がジャニーズなんですよ。ホストからイケメンタイプはジャニーズに。面白タイプはお笑い芸人になるわけです。ジャニーズにも芸人にもなれなかったヤツがホストになるんですよ」


どれだけ周到に準備しても負けるときは負ける。それが博打だ。だからこそ常に負けた場合に備えておかなければいけない。


美夏ちゃんがお金に詰まったキャバ嬢時代。

「いい?この三千円で1週間やるのよ」

お金に困った他のキャバ嬢のコたちに説教していたらしい。

豪志も同様に怒られた。

「goki君。ないときはないときなりにやっていくしかないんじゃ。美夏ちゃんもお金がない時期はキャバ嬢までやってたんじゃ」

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