Day10 ない場合はどうすれば? あ、ひとつだけあるかも〜自分の好きなところ〜

 自分のことがあまり好きではない。

 容姿が整っているわけでも、仕事ができるわけでもない。

 飽き性で何を始めても長続きしないし、他人の評価を気にし過ぎて、新しいことに挑戦するのが苦手だ。


 ……なんか、凹みそうになるので、無理やり自分のイイトコ探そう。


 あ、小説を書くために色々試行錯誤している自分は好きかもしれない。

それに、「物語を書くため」の大義名分があれば、転んでもタダでは起きない精神で、多少嫌なことも乗り越えることができている。

 大きな事に挑戦していなくても、視点を変えれば日常もネタになる。異世界行かなきゃ異世界ファンタジー書けない道理はないように、経験したことのないことを、日常のなかから見出して妄想すればいい。


 派手な経歴は持っていない。自分は何もしてこなかった人間だなぁと落ち込むことがあった。そんなときに物語を作ることに出会って、「あ、体験してなくても表現していいんだ」と救われた。


 まあ、何か批判されるって、ある程度知名度がないと起こらない現象なんだと、一作目を投稿した後に気付いたのはご愛嬌で。

 超ウルトラ自意識過剰マンは、そんなこと知らなかったので最初は怖がりながらつたない妄想を電子の海に放流していた。「これ、残酷すぎるかな?」て内容でも案外「いいね」が貰えたりして、勇気を出して自分が読みたい展開にしてよかったなぁとしみじみ思う。


 一年前に思いきって小説を書き始めた自分、偉いな。それに書く習慣一ヶ月チャレンジが三日坊主で終わってないのも、偉い。

 え、自分結構頑張ってる! ちょっとは自分のこと好きになれるかもしれない。


  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る