設定集:世界観


「あらすじ」


超が付くほどディストピアな世界、身分の低い人間が番号で呼ばれるようになった世界。№960は実験体として研究所で暮らしていた。


ある日№960は実験前に爆発事故に巻き込まれ、下半身と左腕を潰されてしまう。


それすら他人事と言った様子で死ぬのを待っていると、目の前に血極腕が現れる。腕曰く、逃げるために体を貸せとの事。しかし貸したところで生きる気力がない№960は貸す気がない。


だが二人には共通点があった。№960も血極腕も、この世界にムカついていた。あわよくば破壊できないかと考えていた。故に話し合った結果、№960は血極腕を寄生させ復活、この世界を破壊する為に動くのであった。


世界感


超ディストピア世界。ハッキリと身分が決められており、高い奴は良い暮らしができるが、低い奴は一生一日生きることも出来ない程ひどい暮らしをしている。


身分の高い奴らは町の中心である、『天国の塔』と呼ばれる場所に住んでおり、低い奴らは町の端にある『ゴミ山』に生きている。天国の塔では毎日何かしらイベントが行われており、ゴミ山にいる奴らに安い給料で厳しい仕事をさせている。でゴミ山では大体が日銭を稼いで生きるか、ゴミの一つにされるかの毎日。


№960はゴミ山で生まれ、ゴミ山で育った。その結果他人を害する事に違和感を覚える事が出来ず、平気で他人を踏みつけ見殺しに出来るような性格になってしまった。


そんな№960を捕まえた天国の塔の住人は、彼を研究所へ送り付ける。そこでは医療用のナノマシンを開発する為に、日々、モルモット人間を使った実験が行われていた。


その為クロウの顔にはバーコードが付けられている。昔は読み込むことが出来たが、今はもう誰の情報も出てこない。

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