第4話 エピローグ
ルディウスはそのまま、ケビンの領地と爵位を継いだ。
皆殺しにされた貴族の家族は特に問題にしなかった。
表向き、勇者支援法があり、逆らえないというのとケビンすら殺せる相手に逆らうなど皆殺しにされるだけだからだ。
王族の子供は、王女1人しか居ない為、自動的に次の国王はルディウスになる。
王女がルディウスを好きになるか気になったが問題は無かった。
これを言うとレイラは嫌がるかも知れないが、見目麗しいケビン(性格は最悪)と街で一番美しいというレイラの子供だ、綺麗でない訳が無い..そして勇者。
王女は一目惚れをして、ルディウスをいつも追いかけている。
ルディウスは母親から教育を受けていたから、民に優しく好かれた。
そしてレイラは、現侯爵、次期国王の母親なのに..食堂を経営している。
多分、この国で一番、安全な食堂だ。
ルディウスが母親に聞いたら。
「これも私が取り返したかった物の一つだから」と言っていた。
こうしてこの話は終わる。
魔王でも騎士でも無い..ただの平民が..勇者を倒した物語として語り継がれる事になる。
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