大賢者の魔法喪失 〜魔力失って大賢者の権力が無くなったので、最強の仲間たちと旅に出ます〜

夜見風花/よみぃ

現在公開可能な資料

 知識を補完する資料となっております!

 【】内にその単語が登場する話数を記しておきますので、ネタバ レ回避にご利用ください。  

 カテゴリごとに分け、新単語が登場する話を投稿する毎に更新していきます!

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〈世界のことについて〉


【第一話時点】


・大賢者

 

 魔法局に認められた、極めた魔法の系統名を冠する者たち

 日々魔法の発展に努め、他者が太刀打ち出来ぬ

 モンスターを倒すのが主な仕事である


 彼らはいつの時代も英雄と呼ばれ、しかしそれを僻む者もいた    

 魔法が使えなければ、その存在に何の価値があろうか



・魔法局


 大陸中心の王国マライスカの最も重要な機関

 魔法の使用を取り締まり、また魔法の能力が高い者に 

 称号を与える


 マライスカの魔法の発展は、常に彼らと共にあった



・魔法



 空気中の魔素を魔力を以て変化させること

 或いは変化した魔素そのもののこと


 持つ魔力に応じて基本的に一人の人間につき 

 一属性の魔法を扱うことができる


 何故このように都合の良いものがあるのか、

 誰が何故魔法の存在に気づいたのか、

 それは神のみぞ知る


・魔力


 魔素を操り魔法へと昇華させる能力

 火・水・風・土が基本の四属性であり、

 質の優劣には個人差があるが、魔核を砕くことで

 対象の魔力を一身に継承する


 時間経過によって回復するこれは、使うことで消耗し、

 その程度が極めて著しい場合、吐き気や目眩を引き起こす


 それは気分の良いものではないが、極限状態でこそ、

 人は何かを得るものだ



・魔才


 生まれながらに持つ、魔力を使うための才能

 個人差があり、後天的な発現や成長は類稀なものである

 魔才を持たぬものは、魔法を使うことができず、しばしば

 差別の対象となる


 『無魔力者』と彼らを揶揄する人間は

 魔才があったとして何も成し遂げられまい



・魔素


 空気中に漂う、あらゆる物に変化する物質

 存在を発見されたのは遥か昔である

 なぜ、いつから存在しているのか、その性質の訳、

 これら一切を知る者はいない


 ただし人外の生物ならば、あるいは……



・モンスター


 人類を除く、魔力を持つ生物たちの総称

 彼らの殆どは魔力を持つのみで魔法を扱うことができない


 しかし、魔法を使いこなす上位種もいる

 上位種の多くは強力だが、だからこそ得る物も多い



・身分証明書


 名前と職業、使用可能な魔法が記されたもの

 マライスカでの身分を表し、出入りの際に必要となる


 魔法局が発行するそれは、特別な魔法により

 偽造することができず、本人以外が持っていても

 紙面に文字が浮かぶことはない



【第二話時点】



・魔法薬


 魔法によってその効果が増幅された薬

 その性質は術者によって異なり、性格がよく出るという

 致命傷の回復から、生命の抹消まで、熟練者ならば容易だろう




〈魔法のことについて〉


【第一話時点】


・身体強化


 三大基本魔法の一つ

 筋力、持久力、走力を筆頭とする

 身体能力のすべてを強化する


 強化の倍率は魔力に応じて上昇し、自らのみならず、

 周囲の人間すべてを強化することもできる

 

               ──魔法学教科書、第ニ節



【第二話時点】


・魔力探知


 三大基本魔法の一つ

 周囲の魔力を探知し、術者に知らせる


 その範囲は熟練度によって上昇し、国王直属の術師たちは

 草原に存在する魔力全てを探知することができる


               ──魔法学教科書 第二節



・雷魔法


 速度と光、二つの性質を持つ魔法

 基本四系統のどれにも属さぬこれは、異質で特別なものである


 雷魔法は、マリーナ・ヘラルによって開拓され、

 少数の使い手は成長した



【第五話時点】


・呪い



 生命の活動を阻害するためだけに存在する魔法

 持つ魔力の属性に関係なく扱え、

 しかしその性質故に好んで使う者は珍しい


 その手軽さとは対照的に効果は対象ないし術師の

 死を迎えるまで続き、解呪には上位の回復術師しか

 扱えない特別な魔法が必要となる


 自らを磨かず、妬みその活躍を妨害するなど

 なんと怠惰なことか



【第二話時点】


・エルフ族


 マライスカの北、巨大樹の森で暮らした種族

 彼らは金髪と碧眼が特徴であり、その美しさは神の恵みと呼ばれる

 弓の扱いや狩りの技術に長け、長寿である


 それは、魔法の扱えぬ彼らに、神が与えた

 せめてもの慈悲なのであろうか



・巨大樹の森


 王国北にある巨大な木々が立ち並ぶ森

 巨大樹の葉が光を遮り、昼間も森の中は薄暗い


 巨大樹の材木は非常に丈夫なため、王国内でも利用されている


 その森にかつて、エルフ族がいたということすらも

 気に留めることなく



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「もっとこうだったら読みやすい!」「この単語の詳細を教えて!」など意見がある方は、是非感想欄にてご意見お願いします。




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