プロローグまでを読み、文章力と構成力に、そして清涼な雰囲気に心が動いた。薬草茶を飲んでみたい。男に話を聞いてもらいたい。マスターの料理(特に食レポ時の表現が素晴らしかった)はどんな味がするんだろう――筆者が感じてほしいであろう感情が真摯かつ心地よく表現されていて、読者が受け取りやすい。その爽やかさに一抹の妖しさが含まれていて、ドキッとするのも一興。続きを読むのが楽しみな作品です。
どこか抜けていますが可愛らしい喫茶店の女性マスターと、共犯者を名乗る怪しげな男。今作はこの二人がとある喫茶店で悪巧み?をしてちょっと風変わりなお客さんたちを巻き込んでいくお話のようです。 まだ物語は始まったばかりなため、ここからどのような展開になるのか色々と想像が膨らむのですが、きっと不幸な人達が幸せになるのではと言う素敵なお話になるような気がしています。 皆さんも今から、今作を追いかけてみてはどうでしょうか?