第6話 実力解放

「ここも異常は無しか。」

と何周かした。

「ほら今日も何もなかっだろいい加減に…」

パンパンパン

いきなりだった。

こんな平和な町に突然銃声がなった。

「今日は何かあったみたいだな。」

と少し面白そうに呟き走り出した。

「確かに何かあったな」

と俺も呟き後を追いかけたのだった。


銃声が鳴り響いてから早一時間

俺たちは、服屋の中に隠れている。

騒ぎを起こした連中が徘徊しているのがわかる。

廊下などは、徹底的に探していたが、

商品棚の間などは、確認していなかった。

「さて同友これからどうしようか?」

「まず同友ってやめてもらえます?」

「じゃあなんて呼べば良い?」

「春斗で良いですよ」

「じゃあ春斗どうすれば良い?」

「警察に助けを求めるのが

一番の方法でしょうけど」

と言いながらスマホを手に取るが

「やっぱり反応無しか」

さっきから電源がつかない。

葵は、スマホを持っていない。

どうしようか悩んでいると

「もうこれしか手段は、ないな」

と聞こえてきた。

その方向を見るとガソリンを持っていた。

もしかして証拠を残さない為の燃料か、

急がせる為の物だろう。

「春斗

もしかしたらこの事件を解決するのは、

私かもな」

突然そう言い出した。

「お前まさか燃えてるときに一緒に犯人を

燃やそうとかそうゆう倒すこと考えてるのか?」

「半分正解だ」

とニヤニヤしていた。

「止めとけ 危なすぎる」

「やっと撒き終わったな」

とガソリンを撒き終えると同時に動き出した。

「アイツを倒したら隠れながら出口に行け」

「おい 聞けって」

葵は、

俺の話を無視し目の前にいたやつに近付いた

「うわ まだいたのかよ ヤバいなー

警察にでも通報されていたらますます状況が悪くなるか」

「大丈夫だ通報なんてつまんないことしてない」

「うん?じゃあ捕まりに来たのかな?」

「いや 私は、倒しに来た」

「冗談は、よせよ

銃をもってる俺らに勝とうとでも?」

「あぁそうだ な」

その時俺は固まってしまった。

なぜなら

葵の手から青い炎が出て丸焦げにしたのだ。

「やっぱりこの世界じゃあ制御がむずいな。」

と手をにぎにぎしながら言っていた。

急にこの犯罪者達より葵の存在の方が怖くなった。

「うん どうした春斗。」

と不思議そうに葵が見てきた。

「いや 

どんなマジックなんだろーなと思って。」

「何を言っているんだ?

どう見ても魔法じゃないか。」

見間違いなことを信じて聞いてみたが

やっぱり手から出していたのか。

やっぱこの人怖いな。

「ちなみにこの事を誰かに言っても

信じてもらえないからな。」

誰も葵のことを怖がらないとゆうことは、

誰もこの能力について知らないからなのか。

「おい 何を考えている。

もうそろそろ来るぞ。」

とタイミングバッチリに

2、3人男がやって来た。

「おい 仲間が倒れてるぞ。」

「くそ、さらに悪化か。」

と俺たちの存在にきずいたらしい。

次々襲ってくる敵を葵は、

ひかずに戦っている。

「おい 遠くに逃げろ。」

とかすかに葵の声が聞こえた。

何もできずにいる俺は、 

その声の言う通りにした。

「やっと逃げてくれたか。」

と言うと、1、2歩下がって

「舞い上がれ僕の炎」

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