第30話「セツナちゃんはバイトに慣れるまで時間がかかりそうです」

 セツナちゃんが働いている。


 見た目は可愛いから固定ファンが付きそうだ。


 セツナちゃんが牛丼をひっくり返すことなく普通に運んでいる。


 なんともあぶなかっしいがなんとか普通に運んでいる。



 皿洗いもなんとかまあ出来ている。


「慣れたセツナちゃん?」


「なんとも牛丼屋のアルバイトは大変なんだなと感じた」


「ははっそうだよね大変だよね」


「スライムたちが作ったポーションが無かったら今頃死んでいるな」


 ぐびっとなんか飲んでいる。スライムが作ったポーション……?


 まさか……常備薬なのか!? セツナちゃんそれはいかんでしょ……


 聞くと慣れたらただの栄養ドリンクみたいな感じだとか……


 まあそうなんだけど……まあいいか。


 セツナちゃんがスライムたちをこっそり手伝わしている……おいおいスライムの分は給与発生しないからね。


「もちろんそのつもりだ……異存はないな?」


「はい……なんかむかつく」


「そういうな私も慣れてないのだ……このくらい許してくりゃれ」


 とまあかなえさんが許すのでそんなことはなくいつもより仕事はスムーズに澄んだ。


 そして俺のミニチュアダンジョンに行くことに。


 レベルが上がるのでまあそうだよな行くよな。


 金も稼げるし。


 いいことづくめだ。


 ミニチュアダンジョンをクリアすると現在1回クリアごとに7千円稼げるしレベルが2上がる。

 さらにSPを300ポイント稼げるのだ。


 つまりレベルが1上がるとSPを100稼げるし、ステポイントも100稼げるし、モンスターを倒したらさらにステポイントを稼げるからなんとでもなる。


 ミニチュアダンジョン(レベル38)だ今は。


 これはいつまで上がるんだろう?


 階層は現在12階層まで解放されている。


 そこまで強くない敵が出てくるが……


 ボスは毎回作業のように倒す。


 SPが現在700ポイントあるので何かに振るかそろそろ。


 スキルは取れるやつは調理師に堕落王の空間か……


 調理師は300ポイントに堕落王の空間は1000ポイントだ。


 とりあえず調理師を取る。


 これで残り400ポイントだ。


 そしてゴブリンたちを倒す。


 オークもまれに出るのでなかなか手ごわい。


 セツナちゃんがスライムたちを操り魔法で攻撃。


 次元の剣でも切り殺す。


 かなえさんが魔法で敵を圧倒する。


 かなえさんは炎魔法をすでにレベル5になっているらしい。


 なかなかの上達ぶりだ。


 そんな感じでまたもやキングオークをみんなで倒した。


 キングオークの牙が毎回落ちる。


 これは換金アイテムらしいが……どこで売れるのか不明なのでアイテムボックスの肥やしになっている。


 なおアイテムボックスはレベル×5の容量が入る。


 現在レベル43で215個まで入る。


 なんとも無難なスキルだ。


 アイテムボックスのレベルも上がると持てる容量が増えるらしいが……


 まあいいだろう。


 そしてネコネコ小判のおかげで3倍の制覇特典が貰える。


 21000円も手に入れた。


 これでガチャが廻せるな。


 そしてさっそく廻すのだ。

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