第5話 スキルの不思議と落とし穴
1年観察して複利運用とステータスについて分かったことがあった。
しかし逆に滅茶苦茶不思議な事も起こっていた。
なんでハイハイとゴロンゴロンしてただけで知力と精神力が上がってるんだ?
これがこの1年で起こったこの不思議な現象である。
いや、確かに赤ん坊にとってハイハイもゴロンゴロンも知力と精神力を使う行動かもしれない。
だが体力や筋力や器用さと同じくらい上がっているのがおかしく感じる。魔力に至っては一度も使ってないはずなのに、他のステータスと同じである。(魔力というステータスがあったことに当初びっくりした)
そこで浮かんできたのは、ポイントのバランス自動振り分けだ。どうやらこの機能スキル:複利運用に関連したもののようで、獲得した成長ポイントを一度まとめ好きなように振りなおせるものらしい。
え・・・もしかして筋トレしても知力あげられるの・・・?
僕は、驚くべき事実と共に一つの落とし穴にも気付いてしまった。
それは、スキル:複利運用を獲得した際振り分け機能を理解していなければ成長ポイントが勝手にストックされていってしまうという事だ。これ、他にも複利運用をもってる人は大丈夫なのだろうか?
スキルに全部頼るのではなく、方針や方向性は常に考えておかないと大変なことになりそうだ。1歳のお祝いをされながら、そんなことを思う僕だった。
セクター -株式市場や相場を分析する上での便宜上区分されたのグループ。エネルギーセクターや生活必需品セクターなどなど。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます