応援コメント

憧憬」への応援コメント

  • そういえば、南総里見八犬伝とかも大ヒットしてましたよね。あれなどまさに、当時のファンタジー小説だったでしょうね。
    え、もしかして、現代でいうところのラノベ? 現代にも通じる「ヒットする要素」みたいなもの、いっぱい入っているらしいですし。挿絵もいっぱい。ラノベ?

    作者からの返信

    三奈木真沙緒さま

    いつも丁寧に考察していただき、本当にありがとうございます
    私は学者でも何でもなく、民俗学とアニミズム、昔話などを書物の世界で勉強しているだけの高卒です
    「エッセイ」で書いているものは、それでも数十年それを重ねた末の自分なりの考察、あるいは結論です
    そこに入ってきてもらえるなんて……
    喜びを感じてしまいます

    さて
    八犬伝、私は読んだことありません
    長すぎません?
    滝沢馬琴が情熱傾けすぎたのと、版元が金になるからと続けに続けて……
    いわば連載時のドラゴンボール状態
    やめどころを見失ったところもあるようです
    そうです
    つまり、そこも現代に通じるという

    識字率が高いといっても、当時流行の赤本、黒本といったものは紛れもなく「絵本」です
    文字よりもやっぱり、そこは絵のほうが主役だったのかもしれません
    とすれば、ラノベよりも漫画にむしろ近いかも
    滝沢馬琴とコンビを組んでいた葛飾北斎は、まさに「北斎漫画」と呼ばれるものを残しています

    長々と私論を失礼しました
    語る機会さえ与えてもらえたと嬉しいです