むかしの話をしようか。

ちはる林檎店

「魂レベルで信頼してる」


何の話をしていたときだったか、そう言われたことがありました。


学生時代にずっと憧れていて、とっても大好きだった先輩が言ってくれたのです。


いえ、もちろん今も尊敬しているし大好きなのですが、そう言うと先輩を困らせてしまうかもしれないと思って、あえて過去形にします。


話を戻しましょう。


魂レベルって?

わたしの魂?

先輩がわたしを信頼?


言われたときはハテナマークだらけでしたが、しばらく経ったときに、もしかしてこれは物凄く光栄なことばを頂いたのでは?と気づきました。


わたしと接して、言葉を交わして、わたしの魂にふれてくれてありがとう。


そして大好きだったあなたに信頼してもいいと思ってもらえたこと、誇りに思います。


わたしはわたしの魂を大切にして生きますね。


そう思わせてくれるなんて、先輩はやっぱり世界でいちばん素敵です。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る