第25話 ネルーとのデート(性描写あり 14禁)
イリアはネルーと一緒に、魅惑の香を叩き壊した。夜になったら逃げましょうとネルー。
今夜は私とデートですよ。さあ、イリアさん、こちらへ。ネルーは部屋のテラスにいるイリアの手を引き、宙に浮く。ここから、ハイランドの時計台でも見に行きますか。
イリアとネルーは、時計台を、くるくると、宙に浮きながら回っていく。さあ、このままあなたを縛るこの国から逃げてしまいましょう。
ああ。イリアさん。あの星達が見えますか?私と、このままあの星に行ってみませんか。何かも忘れて。
ネルーはイリアの手に口づけした。
イリアは特に抵抗はしなかったが、その気配に危険を覚える。あなたは何者なの?そうですよ。僕は人間ではない───ディアボロスという悪魔です。貴方を愛しています。は、離れて!離れたらあなたは死んでしまうじゃないですか。愛しています。ネルーはそういうと悪魔の姿に変わった。い、いや!ネルーは崩れた教会の中でイリアを裸にし悪魔の姿で交わる。イリアの嬌声がこだまする。イリアさん、僕は人間になりたかったんですよ。イリアは涙を流しながら、やめてという。悪魔なんかに、私の気持ちがわかるわけないわ!なぜ?あなただって普通の人間ではないのに。僕のような化け物になるのが怖いくせに。さてと、子供が出来るまで続けますよ。それが僕とあなたとの人間の証になるのです。
イリアは気を失った。ネルーは滅びた教会の祭壇の上にイリアを抱きかかえる。
「健やかなるときも、病めるときも、喜びのときも、悲しみのときも、富めるときも、貧しいときも、これを愛し、これを敬い、これを慰め、これを助け、その命ある限り、真心を尽くすことを誓いますか?」
誓います。
end.
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