第4話 親友の彼女の処女をNTRました。
「う……うん」
俺は夢中になって、
心の奥の奥の一番奥に隠していた後悔の念がまるで洪水のようにあふれでてくる。
俺は、なんで
俺は、なんで自分も
俺は、なんでわざわざ
俺は、俺は……なんで……
「ぷは……はぁはぁ」
俺は、
「きゃっ!」
俺は
俺は抱きかかえたまま、ずんずんと二階に登って、俺の部屋のベッドに
「ま、まって……
このままだと……はずかしい」
ぞくり。
頬を染めてつぶやく
「大丈夫だ。問題ない」
俺はあれよあれよと
「まって、まって
俺は、
「やさしく……してね……」
俺は、
・
・
・
「はぁはぁはぁ」
「はぁはぁはぁ」
俺と
やっちまった。俺は、親友の彼氏を寝取ってしまった。しかも処女を。
絶頂とともに自分の無数の分身が排出された途端、俺の頭はウソみたいに澄み渡った。これが世に言う賢者モード……なのか?
「そ、その……
俺は今更ながらに
腕で目を隠しているから表情はわかんない。でも、しゃくりあげる声とピクンとふるえる身体でわかる。しゃくりあげるたびに、
「うん……平気。ありがとう
ぞくり。
なんだこの寒気は……友達の彼女を、しかもその処女を寝取ったのに……
ありがとう?
踏ん切りがついた??
なんで?
なんで
俺は、心の底になんとも言えない感情が芽生えていた。ここにはとても書いてはいけないようなドス黒い感情が、むくむくと、ふつふつと、湧き上がっていくのがわかった。
俺は、
俺に処女をささげているのに、それなのに、彼氏の
「………………………………
………………………………」
でも、聞き取れない。
「わぁ! なんておっきな嫉妬♪ こんなに食べきれるかなー♪」
おねーさんの声が聞こえる。俺は自分の身体を見た。
ぞくり。
ぞっとした。全身に、青みがかった髪の毛がからみついている。
これって、あれだよな、おねーさんの髪の毛だよな。
「いっただっきまーーーーーす♪」
どぷん。どくどくどく……ごぷぅ!!
な……ん……だ?
身体にチカラが入らない。目の前がかすんでいく。
(え!?
俺は、意識が遠のく中、
そして真っ白になった頭の中には、あのおねーさんの声がハッキリと響き渡った。
何故だかやたらと舌足らずになった、おねーさんの声がクッキリと響き渡った。
「ふー。ごちとーたまでしたー」
……そうか……俺は、おねーさんに嫉妬の感情を食べられたのか。
俺は、
小さいころからずっと仲が良くって、なし崩し的に付き合うことになるんだろうなって思っていたのに、俺が意気地がないばっかりに、親友の
いや、横取りは人聞きが悪い。俺は、
自業自得だ。それなのに、
俺は、なんてバカなんだ!
俺は、なんて自分勝手なんだ!!
俺は、俺は、最低のクズ野郎だ!!!
ぞくり。
眼球がぐるりと上を向いていくのがわかる。ああ、俺、気を失うんだな。
気を失った後、どうなるんだろう……ひょっとして……死……?
(
……………………………………………………!!)
俺は、
☆☆☆
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