レヴィアたんはNTRがお好き?~炎天下でおねーさんを助けたら童貞卒業できました。嫉妬の魔神にとり憑かれた俺は、美少女やサキュバスを寝取りまくります。~

かなたろー

第1話 コスプレおねーさんを助けたら童貞を卒業しました。

 暑い。暑すぎる。

 35度の猛暑日が当たり前になったこのご時世、まっぴるまからフードデリバリーのバイトで自転車をこいでいた俺は、誰にともなくつぶやいた。


「呪ってやる」


 まったく、誰だよ。こんな日に宅配でスムージー1個だけ頼むなんて!

 俺は、もうろうとした意識のなか、キコキコとマウンテンバイクをこいでいく。


 せっかくの高校生最後の夏休みだってのに、俺はこのままバイト漬けでおわっちゃうのかな……なんだか、空しくなってくる。


 頭上からは容赦なく日差しが照り付け、全身からとめどなく汗がしたたり落ちてくる。


「ダメだ、限界!」


 俺はたまらず、公園に自転車を停める。そして公園の水飲み場の蛇口をひねって、ゴクゴクと水を飲む。ああ、生き返る。身体がゆっくりと冷えていく。

 俺はありったけの水を飲むと、とっくの昔に空になった水筒になみなみと水を汲んだ。氷がたっぷり入っているから、すぐにキンキンに冷えてくれるはずだ。


 さてと、宅配を続けるか。えーっとこの公園を左に曲がって……。

 俺は、スマホを見ながら、首を90度回転させる。


「ん? なんだ?」


 大変だ! 女の人が倒れている。熱中症か!?!?


「大丈夫ですか!?」


 俺は大慌てで走っていって女の人を見た。若いおねーさんだ。めちゃくちゃ美人! 

 そして背中、いや腰の近くまである青みががった長髪で、ボディコンって言うんだっけ? とにかくめちゃくちゃに丈の短い体に密着したネイビーのワンピースを着ている。コスプレ??


 こんな服装で街中を歩いて大丈夫か?


「み、水……」

「あ、はいはい。水ですね、わかりました!」


 俺は、さっき水を入れたばっかりの水筒を差し出すと、おねーさんは水筒に口をつけてゴクリゴクリとあっという間に飲み干した。(……そう言えば間接キスだ。ちょっと恥ずかしい)


 おねーさんは、ごくごくと水筒の水を飲み干すと「ふう……」と息をつく」


「はー、生き返ったー」

「とりあえず、こんな炎天下ではキケンですよ。日陰のベンチに行きましょう」


 俺は、ふらつくおねーさんに肩を貸す。巨乳のおっぱいがヒジに当たってる。


「おやー、君、とってもやさしーねー。好きになっちゃうかも―」

「じょ、冗談はやめてください」


 俺はどぎまぎしながら、おねーさんをベンチへと案内する。


「じゃあ、俺は配達がありますんで……」


 マウンテンバイクに向かおうとすると、おねーさんは背中に声をかけてきた。


「ありがとー。せっかくだからーキミにとり憑くことにするよー」


 ?? 何言ってるんだ、このおねーさん。

 ちょっと、何言ってるかわからない。


 ヘンテコなかっこしてるし、あんまり関わり合いになるのもよろしくないかもしれない。


 ぞくり。


 なんだ? 突然寒気がした。


 でも、そんなことを気にしている場合ではない。とっとと配達をすまさなきゃ。低評価をくらったらたまったもんじゃない。


 俺は、マウンテンバイクにまたがると、そのまま公園をあとにした。


 ・

 ・

 ・


 ここかな? 頭を思いっきり上にあげて、あきれるほど高い高層マンションを見る。


 スーパーセレブってことか。ま、スムージー一杯のために、安くはないフードデリバリーサービスを頼むんだものな。

 俺は、エントランスの住民用入口にあるインタホンに、指定されたマンションの部屋番号を入力する。


『……おそいんだけど?』


 ブツリ……ウイーン!


 インタホンはおざなりに切れると、自動ドアが静かに開く。

 俺は、自動ドアをくぐり、エレベーターに入ると、ちょっと信じられないくらいの高層階のボタンを押す。


「はぁ……やれやれだ。帰ったらシャワーを浴びてガリガリ君の梨味を食べるとしよう」


 チーン。


 エレベーターが開くと、俺は、そのフロアに四部屋しかないドアの一番奥のインタホンを押した。


 ピンポーン。ガチャリ!


「ちょっと! 遅すぎるんだけど!」


 俺は驚いた。怒鳴りながら部屋から出てきたのが、やたらと沢山いるアイドルグループの不動のセンター、春日井かすがいゆみだったからだ。


 そして、もっと驚いたのは、その春日井かすがいゆみが俺にいきなりだきついてきて、唇をかさねてきたことだ。


「う……うふぅん……」


 春日井かすがいゆみが、色っぽい吐息を吐きながら、舌をからめてくる。俺はされるがまま、ちょっと信じられない状況に身体をカチンコチンにしていた。


 そして、ここには書いてはよろしくない所もカチンコチンにしていた。


「ぷはっ……」


 春日井かすがいゆみは、俺と重ねていた唇をはなすと、俺のここには書いてはよろしくないカチンコチンの部分を右手でやさしくにぎにぎしながら、なまめかしい表情でつぶやいた。


「ちょっと、休んでいきなよ。その前にシャワーをあびる? 背中を流してあげるね」


 俺は、あれよあれよと裸にされて、あれよあれよと泡立てたボディーソープで汗まみれの身体をキレイに洗われて、あれよあれよとベッドにうながされて、そのまま童貞を奪われた。


 トップアイドルは、程良いサイズの乳房を揺らしながら、まるで丘にあがった魚のように、俺のお腹の上でぴちぴちと生々しい音を立てて跳ねつづけた。


 トップアイドルの激しい腰つかいに、俺のここには書いてはよろしくない所は、あっけないくらい、そしてビックリするくらい勢いよくはじけて果てた。






☆☆☆


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