第47話 夕食前のちょっとした会話

「すいません あまり役に立てなくて」ちょっと悲しそうな少女姿のナジュナジュ

「大丈夫、大丈夫 あははっ」リアが笑う「‥‥」無言でうなずくアリステア

「‥‥」必死で祭りで買ってきたお菓子を食べている黒猫な幼い少女アシャアシャ


「それにしても素敵なお家ですね」

「まあ、魔法ギルドの所属だから割のいい仕事をさせてもらっている」

師匠のアリステア ペルシャ系猫である彼の白いふさふさのシッポがちょっと揺らりん。


「魔法ギルド?王家でなくて」

「ふむ、王家に仕えてるのは魔法ギルドでも特別な者達だ それに王都の近隣だが 此処は違う市で、王都ではないから」


「それに魔法ギルドに入れる者達はそう多くはないが 

そちらの世界ではナジュナジュ姫?」


「ギルドはないですけど 魔法部隊、魔法使いの軍ならありますわ

此処みたいに

今はあまり穏やかな世界ではないです でも本来は民人達は穏やかですわ」


「戦争が終わればもっと穏やかな世界になると思います 

降臨された魔法の王たちも手を焼いている程、それは敵は強くて」


「え?魔法の王」「ええ、魔法の王様たち とても強くて優しい古代の‥」


其処に‥

「料理出来たよ~沢山ご馳走作ったからね」

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