第25話 魔法の伝書鳩
お花畑の中で
倒れたリアとリアを囲むナジュナジュ達
「これからどうするの? リアを運ばなくては」
涙を拭い、女の子の姿 もう一つの世界の黒猫のナジュナジュが問いかける。
「僕は魔法は使えないけど 魔法の伝書鳩ならあるよ
これを使って助けを呼ぼう 近くに小屋があるから其処にリアを運ぶね」
少年の姿、青い首元の小さなリボンに
白いシャツに黒の半ズボンの黒猫のナジュナジュが言う。
「それ、大昔の伝説の魔法の民のもの
彼等が作った魔法のアイテムね」
「うん、そうだよ」ナジュナジュが頷きながら答えた。
自分の荷物から まずは妹のアシャアシャに大きなキャンデイとチョコを手渡し
「いい子にしててね アシャ」「うん」嬉しそうに答えるアシャ
保険?すぐに暴走するアシャを落ち着かせ
黒い耳をピクピクさせて ナジュナジュは自分の荷物から緊急用でもある
魔法の折り紙を取り出して、鳥の形に折る
それは伝書鳩の形となってパタパタしていた。
次にナジュナジュは手紙を素早く書いて、伝書鳩に手渡す
「アリステア先生に届けてね」
魔法の伝書鳩は手紙を受け取り、街の方へと飛び去った。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます