第0話 フラットアース・ファンタジー
山深い長野県の山村で高校生生活を過ごしていた俺は、
「あー平地で暮らしたいな~」
とボヤきながら、いつものように坂道を歩いていた。
高校からの下校中。
バスから降りて、そこから長い。とにかく坂がきつい。
「全部平らに整地してえな。」
見上げると入道雲。山の天気は変わりやすいのだ。
突然の豪雨。急激に増水する用水路。
雷鳴と共に、響く悲鳴。
水路で遊んでいた小学生が流されている。
反射的に飛び込み子供を助けた俺は、激流に飲み込まれて…次元の狭間に墜ちた。
そして…流れ着いたのは「異世界フラットアース」。そこは地球平面説のような、ものすごいマッ平な平面世界だった。いや、平地で暮らしたいとは言ったけどさ。そうじゃねえよ!クソ広くて果てしない異世界フラットアースに「用水路転生」してしまった俺の、冒険物語が、今、はじまる!
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます