第46話 傷だらけの人生

傷だらけの人生を引き摺っている。重くて重くて堪らない。荷物を置いて休んでいたら、置いてけぼりになって一人ぼっち。涙も笑顔も冷たい風に攫われる。立ち上がろうか。やめておこうか。進もうか。何のために。どこへ向かって。虚しくて立ち上がれない。戦うことにもう疲れた。救いを求めることにも。

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