閑話 設定資料集①

設定資料として作ったものたちです。




ゲーム本編シナリオ



デーア歴 34682年


第一次人魔大戦 (ゲーム1作目)

地上は魔王軍に支配される寸前。

そこに立ち上がった一人の勇者とその仲間たち。

彼らは圧制を嫌い、土地の者たちと協力して魔族の領土を一つ一つ開放していった。


ウェズ、エイラ、リーサ、ラルフ、そしてアルス。

やがて魔王を討ち取った彼らは英雄となり、彼らの子孫が大陸でもっとも平野の広い土地に移住。人間の国家を建国し、繁栄を極めた。

人間側有利のまま200年。

人間はすっかり世代交代して魔族の恐ろしさを忘れていった。








第二次人魔大戦 (2作目)


アルスハイル歴219年


汎人類はかつての勇者のおかげで我が世の春を謳歌していた。


一部の汎人種の国の中で魔族を排斥する宗教が再興。

汎人種全体で魔族を虐げたるようになった。

支配者たる汎人に虐げられた魔族は本来の意味での絶滅を案じられる状態になってしまった。

魔族の神たる魔神はこれを憂い、魔族の若者『アーク』に加護を与えた。


魔神の加護を得て圧倒的な強者となった若者は瞬くうちに魔族の奴隷を解放し、人族から領地を取り返す。

戦力は一気に五分になった。


魔族の中で人間への恨みを晴らそうをするのが増える。

アークは止めるも、恨みが深すぎて止まらない。



アークを含めて五分の戦力なのに調子に乗った魔族は大暴れして瓦解、アークも責任を取って一線を退く。

やがて魔族が少しだけ押し込んだところで魔族も人族も戦力不足が顕著になった。

疲弊した双方は和平を結ぶ。


和平についてはアークが魔神、天神の代理として監督する立場になる。

魔族側、人間側の不平を抱えつつアークは大魔王となってそのままおよそ1400年が経過した。







第三次人魔大戦(今作の舞台)


第二次からおよそ1500年近い月日が過ぎた。

人間はもちろんほとんどすべての魔族も平和の中で世代交代。

互いに強い恨みを持つ者は次第に少なくなった。

それは殲滅戦の悲惨さを知る者も少なくなったという事だ。



そんなある日、アークトゥルス領で事件が起こる。

アシュレイの父ことアークトゥルス魔王とカイトの父であるガンドルフ大将軍は左大臣ガラルドに暗殺されるのだ。

ガラルドは人間の国家 アルスハイル帝国と内通して国を裏切り、国王と軍部のトップに毒を盛る。



国が割れ、カイトとアフェリスは前線にあたるリヒタール領に取り残される。

→ここからゲームスタート


開始イベでアルスハイル帝国がリヒタールに攻め込んでくる。

2/3を切り取られ、1年目で滅亡。アシュレイを逃がしてカイト死亡。


親友を殺され、復讐を誓ったアシュレイは鬼になる。(真なる魔王の萌芽)

裏切ったゲラルドの支配するヴルクシュタイル領を瞬殺。

アルスハイルを蹴散らしてアークトゥルス領を再統一。

アルスハイルはウェズン共和国、エラキス教国と同盟を組み、アークトゥルスに迫る(第一次包囲網)


アシュレイはユグドラシル王国の助けを得てこれを跳ね返し、そのまま追撃してアルスハイル帝国を併呑。


人間側からしてみれば魔族に一国潰されたことになる。


これを重く見たエラキス教国は十字軍を編成。

新たに得たアルスハイル領は守に適さず、アークトゥルス内部に敵を引き込んでの火計を用いた殲滅戦を行う。この時に活躍する軍師がゲラルドの娘、エルナリエ。



殲滅戦を行い、アルスハイル領を取り返したアシュレイは軍をエルナリエに任せ、自分は近衛のみを率いてエラキス教国へ向かう。


エルナリエはウェズン半ばまでを制圧。要塞を確保したところまで進む。

アシュレイはエラキス領の過半を制するも、肝心の教皇は脱出。


教会騎士団との戦いで負傷したアシュレイは中立国であるユグドラシル王国の温泉地で傷をいやす。

そこで出会った人間の姫と友になる。

彼女はレニオス王国の姫であり、ユグドラシルには学問のために訪れていた。



仲良くなった二人だが、姫はアシュレイと友達になったばっかりに教会により魔女判定され、レニオス王国と教会から嬲り殺される。

これを知ったアシュレイは解放が一段階すすむ。(真なる魔王の覚醒)

戦争開始時より不在だった大魔王に即位する。


アシュレイは併呑したレニオス王国を迫害し、のちにレニオスから勇者が生まれる。

最盛期には全国家群の7/10を併呑したアシュレイ。

だが義勇軍と魔族の内紛からまた戦乱になる。


魔族軍はこの頃になると戦死者が増えすぎて数が減っており、正面からの戦いでは数に勝る人間に対して不利になる。

さらに勇者が生まれており、戦況は一進一退を繰り返す。


最終的に勇者率いる軍とアシュレイは戦い、アシュレイが勇者を倒す。

勇者との戦いで暴走し、重傷を負ったまま戦い続けるアシュレイを教会と組んだ魔族が後ろから刺す。



生き残ったアフェリスが教皇を斃す。

残ったのは大魔王を失い、瓦解した魔王軍と魔族より人間の比率が高い領地、限界まで弱り切った人間の領地だった。

妙齢の美女となったアフェリスは独り残された世界でどう生きるのか。


―――第4次へ続く


というのが本来のゲームでの歴史。

ゲームのKOK4が発売された後で設定資料集に書かれる歴史をイメージして書いたものです。攻略本や資料集のこういうのって良いですよね。






ゲームの戦略面での各ユニットの強さ いわゆる戦闘力について


コチラも設定資料集というかシミュレーションパートの攻略の目安的なものです


人間の一般兵を基準である100とした場合の各部隊の戦力


人間

一般兵 100

弓兵  150 

騎兵  300

重騎兵 400

銃兵  近接20 遠距離150 対騎兵◎

銃騎兵 近接250 遠距離150

天馬兵 800 空属性

部隊長 500~

将軍  1000~10000

貴族  1000~30000

国主  5000~50000 ほぼ全員にギフトあり

勇者  30000~ 勇者は全員が魔族特攻あり 対魔族3倍 対人族1/2倍 ギフトあり



魔族

魔族兵 300

弓兵  400 

騎兵  600 

弓騎兵 400 遠距離200

竜騎兵 1000 空属性

部隊長  1500~

魔族将軍 10000~30000

大幹部  30000~100000 ギフトあり?

魔王    200000~ 遠距離5000~ 強ギフトあり

ドラゴン 5000~


この数字はHPからLUKまでのステータスの合計。

カイトは3章終了時点で1000ちょい。これは装備は入っていません。

ドラゴンは5000とありますがこれは大人の龍。飛竜は800程度。


これに士気や武将のステータスが加算されるという形を想定。

魔族は一般的にかなり人族より優秀だが血の暴走によっていわゆる暴走状態になり、罠にかかりやすく大ダメージを喰らうという欠点がある。そうしないとバランスが取れない。



ここには出てない兵種もそのうち登場予定。















カイトのギフトについて


3章にしてようやく発動。展開遅い。

基本的に前年の最終月の状況によって、もっと具体的に言えばいわゆる大晦日の状況で決定。


下記の通りにステータスに加算が付く。

HPは人口100万で2倍、1億で100倍!?設定ミスったか。


でもこの世界は総人口10億もいないって予定。

カイトのステはベースが低いので…なかなか大変。


HP 人口 1000人につき*1% 1万人10% 10万 100% 


MP 民忠 通常 +10% 悪化 -20% 良好 +30% MAX 100%


STR 金銭 収入1億あたり1%


AGI 街道整備 土草刈り 10%  一応の道 20% 石畳 30% アスファルト 50% 鉄道網100% 空中輸送 500%


VIT 食料生産量100Tで1% 一人当たり年間3~400kg


INT、DEX 武器防具の開発状況 青銅器 10% 鉄器 20% 魔道具30% 火薬武器 50% 内燃機関 100% 原子力 500% 宇宙開発 1000%


運の良さは補正無し




カイト自身にはどの程度の開発でどの程度の補正がかかるかの知識は一切ない。

今後も知らせる予定は全く無し。


万夫不当、一騎当千などはそれぞれステータス×1.5陪やSTR3倍などのように乗算で計算。

アシュレイは複数持っていたので

1000×3×2×1.5…   のようにドンドン倍々に。クソチート野郎。


結局高いステで殴る。

レベルを上げて物理で殴るの代名詞みたいな状況になるんだよなあ。

レベル制にするとこれだからさぁ…



魔王の種

複数集め、進化するとステータスが伸びる。

覚醒すると様々な恩恵があるが、勿論デメリット有

カイトは未発動。




主人公の名前が全員「ア」から始まる名前になったのは偶々です。

なったというか気が付いたらそうなっててまあ良いかで…

名前は大体適当につけていて、アシュレイ、アフェリス、カイトくらいしか何かに因んだりしている名前はありません。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る