第26話 ソーラーパネルってなんのため?

ド田舎なんで使わない田んぼや畑をどっかの会社が利用したいとやって来て、決まってソーラーパネルが建ち並ぶ。どこもかしこも黒いソーラーパネルと、それを守る有刺鉄線やら網やらばかり。遠くまで見渡せる色鮮やかな景色が何だか少しだけ窮屈に感じた。使わない土地があって、使いたい人がいて土地を買ってもらい、そこで電気を集めて、なんでか知らないけど海外に電気を売るっていう状態だけど、一応はウィンウィンなサイクルにはなっている。


だけどこのソーラーパネルって問題がいくつかあるんだってさ、天候の左右が大きいことね。当たり前だけどさ。何だか真夏の快晴とかもダメらしい。あんまり暑すぎると熱を電気に変換できないんだとさ。1番効果ありそうな所で使えないのよね。メンテナンスが必要になることが仮に多かった場合、トータルで見て儲からないらしい。そして寿命を迎えた後に素材の処分が確立してないんだって、だから今建ってるソーラーパネルはどう処分するか分からないまま建てられてる事になるのかな?ペットボトルよりも質悪いよね?リサイクルも出来ないんだからさ。どうすんだろう。そのまま放置でもすんのかな?


意味分かんないのはさ、ソーラーパネルって確か建物の屋上とか屋根を有効活用しましょうだった筈なのに山をバカバカ削って建ててるのね。これがエコですってそりゃねぇだろと思うのよ。エゴじゃんと思うのよ。山を間伐して光のは入る山作りは賛成なんだよ。動物達のエサとか山が元気になるし、密林だと逆に災害問題もあるからさ。でもそんなの無視してるんだよね。ただ動物の住む場所を減らして土砂崩れのリスク上げてるだけだもんね。その電気も海外に売るか、電力会社に売るの。電力会社は電気買うからお金減る、だから値上げします。アホかなと。原発を動かす方向に持っていった方が生活楽なんじゃねぇかと思うの。


変な対策してんなーって思うよ。

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