第24話 レーシックとか骨延長とか

私は身体のコンプレックスというのは無い方ではある。整形、形成しない身体を作ってくれた親に感謝やね。背が女性にしては高いのは気にならないし、胸がそこそこあるのも気にならない。吃音が酷い時期もあったけど私のなかでリズムみたいなのが確立されてからある程度は滑らかに喋れるようになった。関西弁の真似っこみたいなのやると案外話せる。まー全く無い訳じゃないんだよね、私は声が出づらい。トラックの積んでた鉄パイプが崩れて喉にフルスイング状態になってからは声帯が潰れて掠れてるからさ、風邪引くと声が余計に出ないしね。初対面の人にはなんやコイツ扱いされるしね。だからアーティストなのかなってくらいに喉のケアはしてる。酒と煙草しますけどね。後、ストレスで円形が出来たところが治りにくい。とうとう生えてくるのが白髪になってしまった。前はね黒だったのにね。未だに前職の苦痛を引きずってます。でも長い目で見れば治るべと前向きに捉えてる。これが黒になったとき、私は前職の恨みから完全解放されたってことよ。まぁ、面倒だなって思う場面あるけど受け入れ、割りきり出来るくらいのコンプレックスですな。


コンプレックスだから不便だし無くしたい変えたいって人がいて、それに対応できる手術なんてのが出てきてね。私はそれをやるなとは言わないけどお金はケチるなって思うな。レーシックとかそう。天然物のレンズを削ぐんだよ?削ったら戻らないし、代えも利かないの。そこをさ安さ優先してよう分からんところに頼んで人生棒に振るのは馬鹿馬鹿しいじゃん。昔いたの患者さんに。安いレーシック受けて、頭痛とか光が異常に眩しい、涙が止まらない、視力も結局下がって、仕事できない、そっから鬱で受診してた人。薬で気持ちは誤魔化せても根本改善にはならないし、目がどうにかなれば良いけど精神科では当然それは出来ないしで可哀想だった。


最近聞く骨延長ってのも高くても信頼できる所でやった方がいいと思う。下手によう分からん医者の手術受けてさ、海外のとかね。そんで骨髄炎とか血管神経ボロボロでもどこもまともに見てもらえんのよ。最悪、足切断でもっと背が小さくなりましたもあり得るのよ。メガネがイヤならコンタクトレンズ、背が低いならシークレットブーツもあるからそっちの方からやってみない?面倒だからじゃなくて、真剣にイヤなら手術なんだろうけど人生賭けてるんだから妥協するな、お金はケチらずちゃんとケアしてくれるところか調べてやろうね。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る