第7話 加藤死刑囚であれこれ
最近、秋葉原の通り魔事件を起こした加藤死刑囚の死刑が執行された。私が夜勤の仕事終わって、車内でネットニュースを見ていたら執行されていた。個人的にも、世間的にも印象的な忘れない事件の1つだと思っているので、暫くニュースで話すのかなと思っていたけど、次の日ぐらいで話題は止まっていた。猛暑だとかコロナだとかに話題は持って行かれていた。そう言えば話題というとウクライナとロシアの問題もそこまで触れなくなったよね。いや、ガツガツ触れられても遠い国の自分としては気が滅入ってくるし、どっちが悪いのか分からないしで困るってのはあるけどね。
こういう自棄とか身勝手なから来る事件を見るとさ、この先どうなっているかは分からないけど、自分が今現在は人の道を大きく外さずに生きてこられて良かったなと思う。めっちゃ危ない奴だったとかではないけれど、なんか家庭も落ち着いてなかったし、自分もなんか今より生き方が不器用だったし、どうしようもない理不尽にもあってね・・・まぁ、誰にでもある事だとは思うんだけどこんな風になる素質はあったんじゃないかなって思うんだよね。無敵の人って奴です。頼れる存在みたいな意味で使われれば良いんですけど、後がないからどうなっても良いという人の事を表すから悲しいね。ギリギリで踏みとどまらせてくれる友人だとか、家族だとかがいて、ちょっと頼りないけど大丈夫なんとかなると自分や物事を信じられるように、考えられるようになってきたからだと思う。30歳超えてやっとだよ。でも、まだまだ信じる力は足りないね。ちょっとずつだけどやっていきたい。
私は自分の人生を投げてまでとかは正直出来ないけど、知っている人が困っているなら可能な限りは救いたいと思う。多分、それで良いんだと思う。小さな事の積み重ねが案外、人に支えられているとかそういうのを実感させるし、人のネガティブを解消していくのかなって思った。
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