ひとごとき、ひともどき

上田あっすう

第1話 心療内科を潰してからのあらすじ

令和2年10月

お店が限界なのでコンサルに相談したら潰すことを勧められる。その後、前病院のコンサルを紹介してくれた元クソ上司に2時間の説教を受けて何も言い返せないで泣く。この泣くってのは病院を潰した事よりも、曲がりなりに勤め上げてきたのに、私のこんな部分しか見てくれてなかったんだな、働いてきて馬鹿だったなって意味が強い。こんな奴に親まで否定させてしまったという所もある。結局、その後に「年収1億円になる人の習慣」ってのを言われてたから買って読んでいたけど、元クソ上司の矛盾が何個も見つかったのでやっぱり上司はいい加減であり、ビジネス書や自己啓発はいい加減なもんであると感じるだけだった。


令和2年12月

この年まで病院を開けていた。とても楽しい気持ちで年末を迎えることが出来ずにいたけど「ここまで一生懸命動いてきたんじゃないか?後は閉院の作業しながら休んでけ!」と励まされながら過ごす。


令和3年1~2月

病院を閉める作業をしながらのんびり次にやりたいこととかを考えていた。ただ元クソ上司の罵声が運動の時とかしてるとフラッシュバックして、あんまり気持ち的には休んだ感じはしなかった。お金も減っていくし気持ちが滅入っていた。この辺りで確か詩のサイトの運営を引き受けたような気がする。


令和3年3月~10月

もう看護師に疲れていたけど、勿体ないよって言葉、そしてお金もないし、「よし!ここで最後に頑張ってみよう!」みたいな気持ちで勤めた病院がある。まぁ、クソみたいな病院だった。個人的に印象的なことを幾つか話すと。


「俺のやり方にああはいはい言うなら、どうぞ好きなところにいってください」が口癖。そんな態度とか別に取ってないのに会話に入れてくる。


午前休憩、仕事終わり、1週間の総括、今月の総括、給料日に働き方がどうとかいちいち詰めてくる。同じ話を10分の中で3回はループしてる。さっさと帰りたかったし、給料日は気持ちよく渡せないのはクソだった。


水洗洋式の便座をあげて小便をするが、自分のちんこのサイズとオシッコの制御が出来ないのか零してる。そしてそれを私が黙って拭いている。多分、前立腺が肥大してるんだと思う。なんにせよ、自分の小便をまともに出来ないし片付けられない奴が偉そうに腕組みして「病院潰したお前、続けている俺凄い」みたいな態度でずっと接してこられていた。


こんな感じだったのでストレスで円形が出来てしまい、どんどん私は落ちていくのか・・・いや、まだ・・・みたいな葛藤をしたけど、正社員としての採用が1ヶ月遅れてる+目標シートみたいなのを書かされるけど、自分が頑張っていても達成しているように見えなかったら詰めるみたいなフワッとしてやること最低だったので未来は無いと思い辞めた。もう看護師という仕事が嫌になったのはこの辺。ある意味で反面教師、トドメを刺してくれたことには感謝してる。でも妄想や詩の中で一番殺された人間になったと思う。実際に死なねえかな。


令和3年11月~令和4年7月

就職で未経験でも募集って事なので工場に勤めたいと面接に行くも落とされる。「何が未経験募集やねん!」となる。その後、また病院の第二次面接までいき沢山の質問と回答をした後「もっと積極的に聴いてきて欲しい」みたいなことを言われてカチンときて、「は?こっちはこっちで気になったこと沢山聴いたし、答えるもん応えたと思うんですけど、何が足りないんですか?必要だと思うこと、欲しい意見を私からなんで引き出そうとしないで、そんなこと言ってんの?あんた逆に聴く力ないんじゃない?」といったら落とされました。別に良かったですけどね。いよいよお金がなくなりそうで、初めての独り暮らし肉体はちょっとイカてるけどある意味で丈夫なので期間工になるぞーと派遣会社の話を聞きに行くも、食品製造を勧められ現在に至る。黙々作業だし、人の事であれこれ悩まんでも済む、一時期ちょっとあったけどそいつ病んで辞めてったから特別今は大丈夫、独立開業と最後の病院はお給料少なかったから、こんなんで20万とか貰えちゃうの!?ってなってる。世間から見れば低賃金や非正規でとかあるかもだけど、少なくとも心身の健康は取り戻せている。これで良いのかも知れない。


細かい時系列はまた別の機会に話せたらと思う。

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