出来損ないのピーターパンたち

つきみなも

これがピーターパンズ!

ピーターパンズは家出した子供たちで結成された秘密のグループで、山奥の秘密基地に住んでる。

ピーターパンズの本拠地である秘密基地は樹齢1200年の巨木に建てたツリーハウスで、5人で余裕を持って住めるだけの広さと強度がある。

トイレ、キッチン、ダイニング、リビングもあり、トイレに関してはピーターパンズが1番誇っている先進的なもので、なんと水洗式である。用を足した後レバーを引くと中の板に角度がつき、上の水タンクから水が流れて綺麗にしてくれるという代物シロモノ。流したあとの排泄物は外のパイプを通して外の堆肥置き場に流される。

ピーターパンズのメンバーは4人で、翔太しょうた島田しまだ(兄貴)、萩田はぎた(グンジン)、山田やまだ(やっちゃん)。年齢はそれぞれバラバラで、年長の島田は18歳と子供とは呼べない年齢だが、自らを子供と言っている。

翔太は島田の親友で、ピーターパンズの副リーダー。運動神経が良く、身体能力がずば抜けて高い。

萩田は翔太の友達。軍隊をこよなく愛し、エアガンの達人ということで「グンジン」と呼ばれている。ピーターパンズ唯一の戦士であり基地を守る兵士である。

ちなみにたまに残金が大きく減るのは萩田が新しいエアガンを買っているせい。でもヤンキーを追い払ったりしている実績があるので全員が黙認している。

山田は比較的新しいメンバー。

家出中にこの山で一泊する計画でいたところ萩田に見つかり連行。その後利害が一致してメンバーとなった。

峰森みねもり 鹿島かしま

謎の女性。21歳と言っているが詳細は不明。この山の持ち主の娘で、親が死んでからはこの山を守っている。財力があるため都会でマンション経営をしており、一日中家に居る。目的は不明だがピーターパンズに資金援助をしたり、必要に応じて手伝いをしている。

彼らはなぜピーターパンと名乗るのか。

彼らが山を下りずに秘密基地で暮らし続ける理由とは。

思い出すのは秘密基地を作って友達とお菓子を持って集まったあの夏。

新しいストーリーが始まります。

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