下校(1人用)、(幼馴染)、(微ツンデレ)、(シリーズA-1)※台本カッコ内は補足

「おっ、〇〇じゃん!一緒に帰ろ~?別に、私は一人でも帰れるけど?どうしてもっていうなら帰ってあげても……」

(相手、「じゃ、お先~」と言ってそそくさと帰ろうとする)

「ちょ、ちょっと! 待ちなさいよ!!」

(相手に追いついて学校から出る)

「そういえば最近クラスでどうなの?ほら、今年はクラス変わっちゃって学校じゃほとんど会えないじゃん?」

(相手からうまく行ってないと言われる)

「え……あ、あ~…そう、なんだ……」

(しばらく無言で二人とも歩く)

「あ、そこの自販機で飲み物買っていい?うん、ありがとう」

「……はいこれ〇〇の分。そこで少し話聞かせなさいよ」

(自販機の近くのベンチにすわる)

「で? いったい何があったわけ? あんた嫌われるような性格してないじゃない。むしろなんていうか……人を引き付けるような……」(だんだん小声に)

「え、クラス委員の選考演説で言ったことを馬鹿にされた……? はぁ? 何よそれ! 誰よそんなひどいことを言うやつは!……」

(言ったという内容の実現がかなり難しそうなものだった。相手は少し自虐的になる)

「……あんたのやりたいことなんだから、あんたがそんなのでどうするのよ! そんなんじゃ笑われて当然ね。言ったんだから責任もって突き通しなさいよ!」

(相手が無言でこっちを真っ直ぐ見つめる)

「……な、なによ……突然こっち見て」

(「ありがとう」と素直に言われる)

「……ッ!! べ、別にお礼を言われるようなことじゃないわよ! ○○がなよなよしてたからちょっとカツ入れただけじゃないのよ……」

(「それでもうれしいよ」と言って相手は立ち上がる。家に帰ろうとする)

「あ、ね…ねぇ! このあとうちに寄ってかない? 親遅くまでいないし……その……あ、そうそう!あんたの親御さんに夕飯作るように頼まれてるのよ。だから……いいから来なさいよ!」

(半ば引きずるような感じで家まで一緒に歩いていく)

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