一本目 『First Encount』終わり

『拝啓  本庄清子様



    辺りの肌寒さを忘れ、桃色に光輝きつつある今日この頃。

   貴殿は、いかがお過ごしでしょうか。


    ……て、今時手紙かよ。流石に時代遅れ過ぎないか?

   物凄く久々に手書きで書くから、多少字が汚いのは許してくれよ。


    そういうお前だって、元気にしてんのかよ。

   お袋から聞いたぜ、なかなか都会暮らしに骨折ってるそうじゃねーか。

   慣れねーことはすんじゃねーぞ。



                 俺に相談しろよ、バーカ。 立花司より』

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