第4話 漫才練習
ゆうなが、
「けんたくん、沢山練習してゆうたたちに勝とう!」
けんたが、
「うん。勝たないと・・・・」
その時またまた電話が来た。
ゆうなが、
「私が出るよ。ゆうたたちだったら変わってもいい?」
けんたが、
「うん。いいよ」
ゆうなが、
「はい。どちら様でしょうか。」
ゆうたが、
「ゆうなじゃないか。やっと電話に出てくれた。」
ゆうなが、
「けんたくん電話変わってもらえる?」
と小さな声で言った。
けんたが、
「うん。いいけど・・」
ゆうたが、
「ゆうなこっちの漫才チームに所属しないかい?」
けんたが、
「誰がそっちのチームに所属しないといけないのか意味がわからない。人数増やしても無駄だよ!」
ゆうたが、
「人数を増やした方が、もっと面白くなって、優勝への道が見えるから。」
けんたが、
「電話をかけてきた内容は何?」
ゆうたが、
「漫才チームに所属案内をしたかっただけ。所属お持ちしています。」
けんたが、
「誰が所属するねん。迷惑電話かけてこないでよ!」
ゆうたが、
「何!迷惑電話・・・。失礼なことを言うな。」
けんたが、
「なんだよ。一生かけてくるな。」
ゆうたが、
「今すぐゆうなを呼んで来い!けんた!」
けんたが、
「はあ?なんだよ。その口は・・・。呼ぶもんか!」
ゆうたが、
「もういい。諦める。」
と言って電話を切った。
ゆうなが、
「けんたくんかっこいい!最高!」
けんたが、
「ありがとう。嬉しい〜」
そろそろゆうなちゃんは帰る時間になった。
ゆうなが、
「明日も一緒に練習しよう!約束ね。」
けんたが、
「うん。約束だよ!明日も熱くなって・・・」
ゆうなが、
「またLINE何か送っておくから見ていてね。」
けんたが、
「うん。見とくよ。既読スルーは良くないからね。」
ゆうなが、
「今日も練習ありがとう。けんたママさんもありがとうございました!またお邪魔させていただきます。」
けんたママが、
「ゆうなちゃんもまたいつでもいいから遊びにきてね。漫才の練習お疲れ様。」
ゆうなが、
「けんたくんバイバイ〜。」
けんたが、
「うん。また明日。バイバイ〜」
ゆうなはそっとドアを閉めた。
その時ゆうたたちがけんたの家の前で待っていた。
ゆうたが、
「ゆうなが出てきたぞ。いくぞ。」
ともやが、
「うん。逃げられないように!」
ゆうなが、
「何か怪しい。怖い・・・。」
ゆうたが、
「ゆうなおかえり。僕たちの漫才の方が結構面白い!所属してみないかい?」
ゆうなが、
「ゆうたたちでしょ!所属なんてしないよ!何を言っているのかさっぱりわからないよ〜」
ゆうたが、
「じゃあ。勝負してみようじゃないか。」
ゆうなが、
「今練習中だから無理。あなただけで勝負とかしといたら?」
ゆうたが、
「じゃあ。あなたはよ・わ・む・しでいい?認めてしまうのか!」
ゆうなが、
「認めるわけがないでしょ!」
と言って、気まずくなってしまった。
〜続く〜
✨次回✨
ゆうなとゆうたの言い合いが永遠に続いてしまう。外が騒がしいとけんたが窓を見る。ゆうなが、しんどそうにしている所を見たけんたは、急いで、外に出る。
一体ゆうなに何があったのか?
お楽しみに〜
✍️第5話執筆中✍️
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