君だけを見つめ続けてる
ハム
第1話
これは自分の実体験を交えて書いています。
僕は、とある中学校に通うr。僕には彼女がいるその子とはとある配信アプリで知り合った。
彼女は配信者僕はリスナーという形だった。
僕と彼女との間の年の差は2歳年上の人だった。
最初は、何も思わなかった「面白い人だな」としか思っていなかった。ただ、彼女と話しているとどことなく楽しく疲れが吹き飛ぶ気がした
そんな彼女に僕は惹かれて行ったんだと思う。
出会ってから2ヶ月ほど経ったある日。
僕は、いつも通り部活から帰り彼女の配信を見ていた。その時は罰ゲームか何かで顔出しをするというものだった。その顔を見た時、僕は彼女の事を本気で好きになった。一目惚れと言うやつだ。
また月日が経ち1ヶ月ほど経ったある日僕は彼女に告白をした。最初は、「考えさせて。」と言われドキドキしながら返事を待った。
その時は、「ごめんなさい」と振られてしまった。だけど、彼女とは仲良くしていたいと思ったから変わらず配信には行き続けていた。
振られてしまい多少ショックだったため多少、元気ではなかった。そんなある日突然彼女からDMが来た。その内容を見てみると「まだ気持ちがあるなら付き合いませんか?」というものだった。それを見た時僕は戸惑いを隠せなかった。1度は振られた相手から告白が来たのだから。僕は、少しの間を置いた後返事をした。
「まだあなたの事が好きです。こんな自分で良ければ」と返事をした。
晴れて彼女と付き合うことが出来た。
フォロワーの差は500人近く居る人の彼氏になれたのだ。
その後、彼女とLINEを交換し徐々に話をしていき趣味などそこそこ合う人でよく笑ういい人だった。僕はそんな彼女と毎日のように寝る前電話をしていた。その内容は至ってシンプルなものだったり愚痴だったりと様々だった。
たまに、彼女が寝落ちしてしまった時もあったそんな時は、「起きるまで待ってよう」と思い寝ずに起きてたこともあった。
そんな幸せな日々を過ごしていたところにとある事が起きる。
それは、親フラだった。
彼女の親は普通と比べてヒステリックと言うのだろうか、怒ると何をするか分からないような人だった。
それに、勉強にもかなり厳しかった。僕はその状況を聞いていた後に毎回彼女に「大丈夫?」と声をかけていた。
彼女は、「うん!大丈夫!」と元気に返す時もあれば、かなり怒られたりしたのか、泣きながら来た時もある。この時辺りからだろうか、僕がおかしくなり始めたのは。
僕はそれを見て、可哀想。頑張ってるのに。など色々と考えたが、何故か泣いている時の彼女がとても愛おしく思えてしまった。
心では「泣く君も好きだ」と思っていた。
そんな出来事もありなぎら付き合い初めて2ヶ月が経った頃、彼女の配信にhという人が来た
その人は、彼女に話しかけ可愛いなど言い彼女を褒めていた、僕は最初そんなに気にはしなかった。でも、何故かそれを言われた時の喜んでいる彼女の様子を見ると嫉妬してしまっていたのかもしれない。その嫉妬が積もり初めてそれが束縛に繋がり僕は彼女を苦しめてしまった。自分でも自覚はしていた彼女に苦なのだと
でも、彼女は僕の人なのだ、誰にも渡したくはない。そんな気持ちが暴走してしまっていた。
それを止められなかったんだ。
hが常連となってきて毎日のように可愛いなど寝落ちしようだの言っているとある日、僕は、彼女にこう言ってしまった。「君は僕の人なんだから他の人から可愛いとか言われてそんなには反応しないで、僕のものだけで居て」と。
僕は彼女からの愛がないと壊れてしまうそんな感じだった。依存をし始めていたんだろう。
その頃から体調に変化が現れた。
急な偏頭痛目眩酷い時は吐き気まで出るほど目眩が酷かった。
そんなことを彼女に相談しながらも彼女に愛してると伝えていた。また、配信にhが来た今度は何かと思ったらLINEを交換して個チャで話そうと迫っていた。僕はこれを見てほんとに彼女が取られるんではないかと心配になり配信中だがLINEをした。
彼女は、「大丈夫だよ」と優しく接してくれてとても心から落ち着けていた。
そして、そのhがどんなやつか見てやろうとやつの配信に行った。そしたら奴は彼女が居るという、それを聞いてなら彼女に迫ることはなさそうだな、と安心していた。だが、違った、
hの彼女とも多少なりと仲良くなりやつの事を少し聞いてみた、そしたら2回浮気をしているらしい。それを聞いた僕は、彼女にすぐ連絡した、
「あいつとは連絡先交換しちゃダメや!」そう彼女に伝えた、その時感情的になっており、
「なんで?」と聞く彼女に「なんでもだよ!ダメなもんはダメ!」と強く言ってしまった。
そんな感じの生活が続いておりある日、普通に学校に行ったらいつもなら気にもならない物音会話話し声などが頭にズキズキと入り頭がおかしくなりそうな気分になった。保健室に行きその日は早退して家に帰った。そして、彼女にこういうことがあった。と伝えたら、彼女は
「疲れてるのかもね、ゆっくり休み」と言ってくれた。ほんとに優しくいい彼女だった、
そんな体調が悪い日が続き学校にも行けなくなってしまった。そんな時は彼女に連絡をし家で休んでいた。
やることも無く寝ていて、夜少し元気になったら勉強をするってのを、繰り返していた。
その時もhは彼女の配信に居た。
僕は多分、hが彼女を取ろうとしてる等がストレスとなりそれが溜まってこうなったんだろうと薄々感じていた。
そんなある日、姉に勉強を教えて貰っていたら目眩がした。いつもなら、ちょっと休めば治るだろうと思っていたらいきなりグワンッと視界が周り始めた。これはなんだ!?と思っていたら吐き気にも襲われ勉強どころではなくなってしまった。布団に横になり頭を抱え目を閉じていると母さんが帰ってきた、それを相談したら目眩の薬を持っていたのでそれを貰いどうにかその時は収まった。
夏に付き合い初めたのにもう秋を過ぎそうな頃になってきていた。
僕は、体調面でも精神面でもボロボロだった。
そんな頃、彼女が親と喧嘩をし家を出てしまった。その時電話が来て泣いてる彼女を慰めていたら彼女を探しに彼女の母さんが来た。
その声は何度か聞いた事あったが、その時が1番優しそうな声だった。勉強面では厳しいけども優しいところもあるんやなっと少し思った。
だけど、彼女のお父さんは違った。
怒ると物に当たったり彼女などに手を上げる程だった。
それを聞いたりしていたので最低なやつや。といつも思っていた。
もう冬に入った頃、彼女から一通のLINEが来た。「親に付き合ってるのバレて別れろ言われとる」別れへんとスマホ取り上げるなど色々言われており形上じゃあ別れて通話とかでいっぱい話そうって決めた。
LINEでは普通のネッ友として、通話ではカレカノとして接していた。
そんなある日、母さんから一言言われた、「あんた元気なさそうやな、前から思ってたけどなんかあった?」と言われた。
正直精神的にはもう限界に近いと思っていた。
ちょっと辛いことあってなーっと相談感覚で話したら、「あんた、精神崩壊しかけとる」と、突然言われた。そして続け様に「あんた、ネットから離れなさい。このままだと壊れてしまう」と言われた。ネットゲームはもちろんネッ友との連絡もダメ言われてしまった。
それで、彼女はいい?と聞いたら、「あんたの心の支えとなってるなら仕方ない」と渋々だが認めてくれた。
その日の夜から携帯から離れるという事だったので彼女に、こういう事だから、君とだけは連絡したいと言った。そうしたら、彼女は自分のせいで僕がこうなってしまったと責任を感じたのか真意はわからないが、「それなら、別れよう、私は大丈夫!心配しなくても頑張れるから!元気になって戻ってきて!」と言ってくれた。今思うと優しさの塊だったのかも知れないが当時の僕は彼女に見捨てられたと、思ってしまった。そんな彼女に僕はキレて当たってしまった。でも、彼女は文句のひとつも言わず全て受け止めてくれた。
そして、僕は彼女とはもう別れた存在として当たった。
だが、やはり彼女から別れようと言われたのが響いてしまい、僕はそこから1ヶ月無口無表情のマネキンみたいな存在になってしまった。
ご飯も2日に1回食べてたかくらいで、飲み物もあまり飲んでいなかった。部屋で泣き自傷をしようとし時には自殺もしようとした。
その度家族の顔が浮かびできなかった。
そこからは、荒れ続けた。もう無理だ、生きれない。そんな感じだった。
そして、そんな日を過ごしていた時、とある夢を見た。それは彼女が居てそこは多分彼女の家なのだろう風景が見えた。
その時は彼女がまた叱られており、彼女のお父さんが怒り彼女に手を上げついには彼女を襲っているというものだった。まだ忘れきれてない僕はそれを見た時飛び起き不安で、周りの音が聞こえない感じでずっと呼吸が安定していなかった。その夢を見た時から謎の心変わりがし始めた。「止まってたらダメだ、進まなきゃ」
そう思い始めて、ゆっくりとだが精神面でも回復して言った。
そして、精神を壊した日から1ヶ月とちょっと前よりかは元気というものが無くなっていたが元通りには近くなっていた。その頃には彼女を突き放しておりもう連絡すらしてなかった。
そして、彼女を完全に忘れ、自分なりに成長していった頃ふと、彼女の事を思い出した。
その時、思い返してみると彼女は当時優しくしてくれようとしてたんだなっと、今になって後悔した。彼女はまだ配信をしており、少しチラ見をしに行った、そしたら、元気そうに前と同じよう明るかった、新しい彼もできていたみたいだ。それを見て、僕は「幸せで居てくれればいいかな、」と、ガキンチョながら思った。
長々と書いてしまいすみませんでした。
読んでくれていたら嬉しいです。
実体験を元に書いたので曖昧なところなどありますがご了承ください。
君だけを見つめ続けてる ハム @hamtbenu
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