逝く年、来る年
ねもも
逝く年、来る年
私の寿命が残り少ないことは明白だ。絶対に抗ってみせると心に誓った。
私の意志とは関係無しに世界は慌ただしさを増している。絶対に許さない、私をあんなにもてはやし、歓迎したくせに寿命が残り僅かになればすぐに決別しようとする。私は時間の流れに逆らおうとする。そんなことは誰にもできない。刻一刻と死神は迫り続けている。もうダメだ。さようなら。薄れゆく意識の中で楽しそうな声が響き渡るー
「HAPPY NEW YEAR」と
逝く年、来る年 ねもも @nemomo8193
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
カクヨムを、もっと楽しもう
カクヨムにユーザー登録すると、この小説を他の読者へ★やレビューでおすすめできます。気になる小説や作者の更新チェックに便利なフォロー機能もお試しください。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます