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 それから、土地については過疎化した地方の山間部と言うこともあり、売り出しても売れない可能性が高いとも弁護士は教えてくれた。最近そういう事例が多いらしく、売り主は結構困っているらしい。というのも、農地の場合、所有する農地から一定の収入があれば固定資産税がかからない。しかし、目的の変更、例えば住居用地などに変更すると、その時点から固定資産税が課税されることになる。つまり何年も売れないままだと、固定資産税だけは払い続けなければならなくなる。それなら、農地のまま持っている方がまだマシなのではないか、ということだった。


(続く)

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